BT理論・浸透圧

19日の認定研修は、ストレスケアカウンセリングの重要な技法の

一つである「浸透圧」の理論と技法です。

 

注)一般的な浸透圧の意味とは異なります。

濃度の異なる2つの液体は、半透膜を通して、水が濃度の高い方に移動する。

この時の圧力の差を「浸透圧」という。

 

圧力とは、 物体の表面あるいは内部に向かい垂直に押す力

(起立筋・大殿筋からか大腿筋、三角筋…)のことです。

 

同じ大きさの力でも、力が働く面積(掌)が小さくなると、

同じ面積当たりに働く力は大きく(強く)なります。

面を押す力の働きは、1m2当たりの面を垂直に押す力の大きさで表され、

これを圧力と言い、圧力は、以下の式で求められます。

 

圧力(Pa)=面を垂直に押す力(N)÷力が働く面積(m2

 

また、内部に発生する単位面積あたりの力を応力といいます。

これを式で表すと[N/m2]=[Pa]です。

応力が内部に作用する力を表すのに対し、

圧力は表面に作用する力を表します。(ねじりや曲げに注意が必要)

 

同じ大きさの力(4㎏)が働いているとき、

力が働く面積が小さいほど圧力が大きくなり、

力が働く面積が同じ場合は、働く力が大きいほど圧力は大きくなります。

同じ4キログラムで圧をかけても、掌の接触面や方向の

違いで圧力に変化が起きます。

 

技法の再現性を習得することで、

「ふれる」技術を高め、生理学的なリラクセーション状態を

作り出す技術を高めていくことができます。

 

1)浸透圧の進め方

2)時間の流れ