当日は会場で関係者一同、お会いできることを楽しみにしています。
「ふれる」と「さわる」の考察
人にふれるとき、そこにはホメオストレッチを受ける人と
カウンセラーに様々な交流が生まれる。
様々な関わりの場面で、非言語的なコミュニケーションは、
情報伝達の領域を超えて相互的に豊かに深まる。
一方的な「さわる」から心の動き、
共感、信頼を生み出す豊かな感性への通路となる
「ふれる」ことについて考察していきたい。
あらためて気づかされるのは、私たちがいかに、
身体の接触面のほんのわずかな力加減、
力の方向、リズムなどのうちに、
自分の相手に対する「態度」を表現しているかと
いうことに注目しなければならない。
自分は相手のことをどう思っているのか、
同じように、相手は自分のことをどうおもっているのか、
あるいは、どうしようとしているのか。
最初に相手にふれるのはあくまで入り口であって、
そこから圧がはじまり、静止、解放などに移行していく。
こうしたことすべてを統合して、
ふれるにはカウンセリングに最も重要な人間関係がある。