今日から4日連続で認定研修のポイントを掲載します。

当日は会場で関係者一同、お会いできることを楽しみにしています。

 

 

 

「ふれる」と「さわる」の考察

 

人にふれるとき、そこにはホメオストレッチを受ける人と

カウンセラーに様々な交流が生まれる。

様々な関わりの場面で、非言語的なコミュニケーションは、

情報伝達の領域を超えて相互的に豊かに深まる。

一方的な「さわる」から心の動き、

共感、信頼を生み出す豊かな感性への通路となる

「ふれる」ことについて考察していきたい。

 

あらためて気づかされるのは、私たちがいかに、

身体の接触面のほんのわずかな力加減、

力の方向、リズムなどのうちに、

自分の相手に対する「態度」を表現しているかと

いうことに注目しなければならない。

自分は相手のことをどう思っているのか、

同じように、相手は自分のことをどうおもっているのか、

あるいは、どうしようとしているのか。

最初に相手にふれるのはあくまで入り口であって、

そこから圧がはじまり、静止、解放などに移行していく。

こうしたことすべてを統合して、

ふれるにはカウンセリングに最も重要な人間関係がある。