家庭や職場で年々増加している適応障害

五月病、新型うつ病・・・学校にいけない、朝起きれない、

会社や学校には行けないが、好きなことはできる。

体調、メンタル面で不調を訴える。

 

適応障害とは何か。そのきっかけになるエピソード。

1.        理不尽な人間関係に耐え続けている。

2.        嫌なことに向き合わない。

3.        心の持ち方でなんとかなると考えている

4.        いつか良くなる分かり合えると淡い期待を持っている

5.        認めて欲しいという欲求が強い

6.        一見良い人に見えている。

 

日常生活に及ぼす影響

過度に心配する・苦しい考えが浮かぶ・意味について

絶え間なく反芻する。個人的、家族的、社会的,教育的、職業的に

著しい障害をもたらす。

 

破綻か変化か

自然界の生物は適応できなければ破綻する。

人間が適応すべきは「社会」である。

つまり、不適応は社会から逸脱、社会(集団)生活が破綻する。

環境要因と個人要因と時間要因

環境は自分で変えられない。

自分でコントロールできる内部要因と時間要因を

変える知識技術が必要。

※時間要因とは心身に現れてくる症状(非特異的)

 

適応障害になりやすいタイプ

愛着の問題を抱える人は3人に一人の割合。

扁桃体が敏感な人。ハイリー・センシティブ・パーソン(HSP)は、

神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人のこと。

全人口の15~20%、約5人に1人はHSPと考えられている。

 

愛着の問題

感情的な暴言、比較、嫌なことを続ける。家族問題による愛着の

問題を抱えてしまう。

 

適応進化

放置しても解決しない。チャンスととらえる。

その場しのぎではなく、知恵を貯金するように

生涯にわたって継続的な取り組みとして考える。

適応の問題は、これに気づくことで自分を

大きく成長させることができる。

行動を修正していく過程こそが自己実現になる。

幸福感という不安定なもの(比較と欲求の実現)を目指すのではなく、

自分の成長をやり遂げていく。