5月13日は認定資格者シンポジュームです。
私もパネリストとして少年院活動を発表します。
これまで200名以上の入院者を面接してきましたが、
少年のこだわりや執着を解くためには、
努力や頑張りではなく、
強張った心身の脱力が不可欠であることを痛感します。
1999年から始めた面接活動は、
前半13年間は8名のグループカウンセリング(隔週)、
以降は個人面談(月1回)になります。
グループカウンセリングはリラクセーション法の指導、
個別面談はバランスセラピー理論の中核である
自己受容を教えています。
また、妄想は緊張を生みだすので、
妄想しないために時間的な展望をしっかり持つことが
大切になる目標作りも欠かせません。
相談内容は家族や友人との人間関係が最も多く、
この他に出院後の生活や就職、学業の問題など様々です。
※ 少年院での科学的効果検証は国際行動医学ジャーナルで発表。
(日本行動医学学会賞)