いつもより少し大股で歩く。
普段歩きはほとんど脳を刺激しませんが、
少し歩幅を大きくするだけで、脳の血流は
驚くほど増加します。
大股歩きは、中強度の運動になり、
体力に自信のない人、運動嫌いの人でも気軽に取り組みやすい脳活性法です。
10分間程度、ゆったりとした大股歩きするだけで
認知能力が高まるという先行研究は、
大股歩きを続けるモチベーションになります。
大股歩きは、ジョギングよりも脳を活性化できます。
活性化の起点になるのは生命を司る脳幹です。
抗重力筋が脳幹を刺激し、気分を好転する循環が起こります。
気分は脳内で覚醒を促すノルアドレナリン、
快楽を生むドーパミン、やる気を起こすセロトニンの作用で
生み出されるもので、その混ざり具合で意欲的になったり、
不安になったり、攻撃的になったりしています。
ホメオストレッチにより、気分が好転し、不安を解消し、
抗うつ作用があることは様々な実証研究で明らかにされています。