家族関係はお互いの人生に参加し合っているのも特徴です。
例えば、家族の誰かが苦痛を抱えれば、
家族も大きな影響を受けてしまいます。
とくに子供は親の機嫌に大きく影響得を受けています。
いつも一緒に暮らし、お互いが密接に関わり合うほど
感情のもつれも複雑になっていくものです。
例えば、家庭内暴力、離婚件数を見れば一目瞭然です。
離れて生活していれば、互いに感情をぶつけ合い、
イライラすることはないでしょう。
中略
適応障害、ストレス症状が家族に起きた場合、
どうすればよいでしょうか。
多くの場合、「時間が解決してくれる」
「いつかその人も分かってくれるだろう」と、
日和見的になっています。
しかし、事態は悪化することが殆どです。
何もしないで解決するのは、
幸運にも相手や環境が変わってくれるケースです。
しかし、多くの場合、そのようなケースに恵まれることは
ほとんどありません。
では、相手や環境が変えられない場合、どうすればよいでしょうか。
それは、個人要因を変える、自分自身が変化することです。
つまり、自己成長へと舵を切るのです。
大切なことは、どんな家族問題に対して、
悲観的にも楽観的にもならず、自分や家族をストレスから守ることです・・・・。