抗重力筋とホメオストレッチ
※ 主要な抗重力筋と各テクニックの関連とアプローチについて解説。
※ 脳と筋肉の関係
リラクセーション状態を作り出す法則的筋伸展法の要点と整理
抗重力筋の複雑な生命システム
1.呼吸や心臓、内臓の動きなど身体内部から起こる動揺に対応している。
2.抗重力方向に身体を合わせ制御することを含めて前後、左右、上下の
すべての動きの方向に対して筋収縮を調整しながら姿勢を安定させる活動が作られている。
3.抗重力筋は生理学的に同時収縮、神経学的には重心動揺に合わせて収縮が変化している。
セロトニンに深く関係している。
視床下部などに高濃度に分布。人体で10mgその内、
脳内の2%が精神活動に大きな影響を与える。
脳内の神経伝達物質として働くセロトニンは
脳幹の縫線核で合成される。
腸で生成されたセロトニン(90%)は
血液脳関門を通らないため脳のニューロンに
直接作用する可能性はない。残りの8%は血小板
セロトニンは脳内の神経伝達物質・ドパミン・ノルアドレナリンを
制御し精神を安定させる働きをする。
セロトニンが低下すると攻撃性、怒り、不安やうつ・パニック障害などの
精神症状を引き起こすリスクが高まる。
近年、セロトニンの低下の原因に女性ホルモンの分泌の減少が
判更年期障害と関わりがあることが知られるようになった。
ホメオストレッチと脳幹網様体
覚醒や情動などをコントロールしているのは上位脳である
大脳皮質や辺縁系であるが、この覚醒状態の維持には
脳幹網様体の刺激が必要である。
この脳幹網様体の刺激が視床を介して大脳全体を刺激させることで
覚醒状態を保ち注意や認知、情動のコントロールが可能となる。
2022年度の最後の認定資格者研修です。
講義の後半に2023年度の研修内容もいち早くお伝えします。
録画聴講もできますので教務までご連絡ください。