自然は「おのずから しからしめる」と読めます。

「しからしめる」は私たちの計らいではないという意味ですが、

親鸞によると、

しからしめる、つまり、そのようにさせるは、

人間本来の自己実現(悟り)であり、

勝手に人間の計らいを加えてはならいということです。

 

脳幹部の働きは、まさに自然の摂理であり、

ここに人間の勝手な計らいは、確かに無用です。

自然性に対する絶対的な信頼こそ、

私たちの働きを最大限に活かすことになります。

 

 

 

美しい酒田の風景(撮影:梅田委員)