長崎大学は、論文でサプリメントとしても市販されている
「5-アミノレブリン酸」が、新型コロナウイルスの増殖を
100%阻害する「5-アミノレブリン酸が新型コロナウイルス感染を
阻害」研究結果を発表しました。
「5-アミノレブリン酸」は、通称「5-ALA」と
呼ばれている天然のアミノ酸です。
日本酒や納豆などの発酵食品に多く含まれています。
長崎大学の実施計画を見ると、
研究は、通常の最善治療に加え、5-ALAとして450mg/日、
SFC(クエン酸第一鉄ナトリウム)として261mg若しくは、
5-ALAとして750mg/日、SFCとして435mgを摂取すると
なっていて、大量の5-ALAを必要としています。
例えば、バナナの「5-ALA」は100グラム中に
約31㎍(マイクログラム)です。
マイクログラムはミリグラムの1000分の1の単位なので、
450mgをマイクログラムに直すと450,000㎍になり、
バナナで研究に使用された摂取量を計算すると
14キロ食べることになります。
日常生活ではなかなか「ある一定の濃度以上」を
摂取することは難しいという結果です。
ちなみにサプリの高濃度商品でも50mg(バナナ1.6キロ相当)なので、
これから開発されると思われる医薬品での服用が必要です。
しかし、発酵食品やバナナなどの5-ALAが含まれている
食品類を日常で食べていると少なからず、
コロナに対する抵抗力が強化されることは間違いないようです。
今後、5-ALAが注目されても食べ過ぎに注意。
何事も普段のバランス生活が大切です。