家族のコミュニケーション法
ここでは、ストレスケア理論における家族との
コミュニケーション法を紹介していきます。
• 相手の眼を見て話す
相手としっかり向き合うことは信頼関係の第一歩です。
ステイホームは、家族で会話する時間を増やすことができます。
• 相手の間違いを正さない
どんな人でも間違いを正されると腹が立ちます。
正しいことは、時として人を傷つけるものです。
何より、自分の意見や考えを否定する人は嫌いになります。
• 相手の関心に関心を持つ
相手の中心的な話題はたいてい「私のこと」です。
信頼は「私のこと」を聴いてくれた人、理解をしてくれた人へ向かいます。
• 求められていないことは言わない
例えば、「片付けて」「手伝って」「勉強しなさい」「ゲームをやめなさい」
「ゴロゴロしないで」など相手が求めていないメッセージになります。
命令、指示、禁止、否定的な表現では、事態を改善できないばかりか、
これが強まれば、虐待になりかねません。
メッセージは、力まず、悩まず、力を抜き、
まず相手のことを具体的にほめる、認めてから、
伝えるようにするとうまくいきます。
・心配より信頼が大切
「親の心配は子のためにならず」といいますが、
心配されて育った子どもは、将来、自分に自信が持てなくなります。
心配しても誰の役にも立ちません。心配するよりも、信頼を大切にしてください。