カウンセリングの領域で、自己受容という考えを初めて公にしたのは、
ロジャース(Rogers,C.R.)です。
ロジャースは、自己受容を「クライエントが価値ある一人の人間として
非難より、むしろ尊敬に値するものとして自分自身を知覚すること」
であると定義しています。
しかし、自己受容に関する先行研究において、
各研究者に共通した自己受容の定義・見解は未だ確立されていません。
バランスセラピー理論の自己受容は、
自己受容を単なる心理学研究の対象や知識としてではなく、
自己成長へ向けて実践的に捉えるために、
自己受容の定義を次のように定義にしています。
自分自身の体験には一切の無駄はなく、
その体験には、自分自身の人生が成長する
意味や価値が含まれている
2020年の認定研修では、多くの自己受容に関する
事例を見ながら、自己受容を深く掘り下げていきます。