もうすぐ、九州北部も入梅ですね。

観測至上最も遅い入梅になりそうです。

 

 

私たちの心と体は、人間関係などの心理・社会的問題と同じように、

天候からの影響を受けています。

それなのに、雨に関わる心身の不調が見過ごされています。

今回は、科学的観点から雨の日に目を向けて、

心と体が元気になる方法を紹介します。

 

雨の日に体調が不調になる理由は?

1・雨にともなう低気圧が血管やリンパ管の膨張を引き起こす。

2・自律神経の調節機能の低下(軽度の自律神経失調)

・頭痛

・だるさ

・耳鳴り

・むくみ

・関節の痛み

・血流低下

・気分の落ち込み


 

 

対策

・パソコンやスマホを控えて、雨の音や風景に意識を向ける(※)

瞑想には「集中瞑想」と「観察瞑想」という2種類があります。

何か一つのことに集中して心を鎮静化させていくのが

集中瞑想(ホメオストレッチ)。

一方、意識を外に向けて、周りの世界を隅々まで

感じていこうとするのが観察瞑想です。

雨の音や風景に意識を向けることで、

脳の働きを休ませ、再活性させることができます。

雨の日に外の景色を眺めるのは、

普段頑張っている脳にとって最高の贅沢です。

 

山あれば山を観る

雨の日は雨を聴く

春夏秋冬

あしたもよろし

ゆうべもよろし

(山頭火)

 

・熱めのシャワーを30秒ほどあびる

・コーヒーをいつもより多めに飲む

・首筋を冷やす

・下腹を暖める

・長時間机に座る人は30分に1回、立ち上がる

・夕食をいつもより減らすか早めに摂る

 

文響社