ホメオストレッチによる生理学的リラクセーション状態は、

睡眠の持つ生物学意義、目的を極めて短時間で実現していることを明確に示している。

さらに、ホメオストレッチの効果の側面は、睡眠を凌駕しているともいえる。

人の意識よりも身体の情報処理能力は早い。

それは人知を超えた人間に宿る摂理の動きといえる。

私たちは自分をほとんど統率しているつもりでいるが、

実は統率などできていないのが事実である。

だからこそ、生理学的リラクセーション状態を作り出し、

脳幹の摂理を導き出して発展させることが必要である。

21世紀になってまだ間もないが、

リラクセーションは21世紀の社会に大きな恩恵を与えていくだろう。