発達障がいは、子どもの頃に親が気づいて

病院を受診させるケースもありますが、

最近は大人になって発達障害であることに

気づく人も多くなりました。

また、発達障害を持っている人は、

過去の失敗や疎外感から、

うつ状態になりやすい二次問題も深刻です。

「自分はダメな人間だ」という自己評価が低く、

発達障害の特性をさらに悪化させていく傾向があります。

 

さらに、発達障害の人と関わることで起きる「カサンドラ症候群」という

相手とのコミュニケーションに悩み心身ともに

疲労困憊していくという例も少なくはありません。

障害の有無とは無関係に、自分とは異なる人間と生きていくためには、

漠然と思いをぶつけるだけではうまくいきません。

相手を受容する能力も必要です。

しかし、そうした努力を続けていくには、

ストレスケアが不可欠であることは言うまでもありません。

相手に愛情を注ぎ続けるためにも、

セルフケアを習得していくことが大切です。