2年ぶりの有田陶器市。
写真は有田焼の生みの親とされる李参平14代の作品。
江戸時代に使われていた陶石(泉山から採取)を
ロクロで形成後、登り窯(燃料は木材)で焼成して
元和(17世紀初頭)の初期伊万里を見事に再現しています。
左から千鳥文向付、瑠の一輪挿し、千鳥文猪口。
トロリとした釉薬が鎬により陰影を生み、
千鳥をイキイキと飛ばしています。
しっとりとした肌の優しい味わいがなんともいいですね。
伊万里焼は、仄かな灯りの中で、
感性を刺激する存在感を出します。
2年前、有田焼400年を記念して、
編者として制作した書籍です。
有田焼に関心のある方は是非。
今晩から雨のようです。
アジサイの花の芽も日に日に成長してます。
雨の嫌いな方にもお薦めです。