虫の音が響き、9月に入るとちょっとだけ、秋の気配を感じます。

それでも、残暑が残りますので、自律神経系の疲労に注意が必要です。

 暑さ寒さの寒暖差はもちろんですが、

 強い光(外出、テレビ、PC,スマホ)、大きな音(映画、音楽)、熱いお風呂、

息が上がる運動、お酒、焼肉、栄養ドリンク・・・(この他一覧表が必要なほど)

は、 自律神経が刺激され、疲労回復どころか、疲労が蓄積していきます。

 休日は、自律神経を刺激しないように、家でゆっくり過ごしましょう!


近年の研究で明らかにされているように、

運動で残る疲労は、身体(筋肉疲労)ではなく、脳の自律神経系の疲労です。

 英気を養うには「静寂」が必要です。




 閾値(いきち)は、反応を起こさせるのに必要な、

最小の強度や刺激などの(物理)量のことですが、

車の運転の場合、1時間ごとに5分休憩をとる場合と、

 3時間運転して15分の休憩をとる場合、

後者は 閾値が上がってしまうため、1時間運転で5分の休憩より、

 疲労回復ができなくなっています。



何かに没頭すると夢中になる人は、

 達成感や充実感の高い人と同様、疲労がマスキングされ、

 隠れ疲労の要注意人物となります。

隠れ疲労の人は、 生活習慣病のリスクが高く

(心臓病、高血圧、ガンなど)、

さらに、突然、バタンキュ~になりやすいのです。

いわゆる、バーンアウト(燃え尽き症候群)です。



何かしていて「飽きる」という行動は、

 脳を疲労から守っている大切な働きです。

また、疲労とともに視野が狭くなるのも

刺激の量を脳がコントロールしているからです。


 突然死が起きるのは人間だけ、

ライオンがシマウマを襲っている時でも、

疲れたら、あっさり中止するらしいです。




9月はストレスケア・カウンセラー強化月間です。