新年、あけましておめでとうございます。
2012年は感性を引き出し、伸ばし、発展させていく
1年にしていきたいと思います。
科学が対象としてとらえているものは、
五感で感じることができるもの、
つまり、目で見たり、耳で聞いたり、
実際に触れたりすることができる物質的なものです。
しかし、その物質的なものを生み出した原因的な
エネルギーは感性なのです。
感性というものは、物質的なものではありません。
目に見えない、触れることのできない、
五感で解らないもの、
たとえば、愛や勇気、安心など、
それから恐怖、心配、不安など、
そういう感受性をもってしか自覚できないものが
私たちの世界をつくっています。
さらに、この「感性」をつくっているものは何かというと、
「心」ということになりますが、
その心を構成しているものが「言葉」なのです。
言葉とは「音連れ」です。
音が連なっているのが言葉です。
これは、来訪するという意味の「訪れ」に通じます。
つまり、言葉を発することによって、
そのことが現実や現象になって訪れるのです。
聖書にも、「はじめに言葉ありき」とあります。
私たちは、知らない間に自分で言葉を発し、
そのことによって生まれた感性が、
私たちの体験に結びついているのです。
2012年を素晴らしい完成とともに、
素晴らしい体験の年に創造していきましょう!!