今年は、バランスセラピー讃歌が制作され、


卒業式がよりいっそう感動的でした。


作詞家、作曲家、歌手の皆さんに、心より感謝します。



讃歌は、有朋会などでもご紹介していきます。




さて、

脳幹的思考とは、自然な思考法のことです。


思考は、大脳新皮質でおこなわれものですが、


ここでいう脳幹的思考とは、識別や分別を使わない思考法のことです。


もともと、新皮質の機能は認知です。認知は、違いを見つける働きともいえます。


つまり、識別機能です。


この識別が、「正しい、間違っている」「善悪」「健康病気」「幸せ不幸」などを生み出します。


脳幹的思考のポイントは、「極端でなく、偏らず、ありのまま」の世界を観ることです。


したがって、脳幹的思考は脳幹が持つ、


自律的に自らが調整する働きに重きを置きます。




自然とは、「自ら然らしめる」、自分自身で調整することなのです。


脳幹によって、調整されるものは、最も安定した状態です。


脳幹的思考は、私たちの作為や意図から離れること、ある意味で,いったん自分を棚上げして


静かにゆっくり、深く、自分の外の世界を観ること。そして、自分と他を区別せず、本来一つで


あるはずの世界を世界を感じること、それは、自即他の世界ということができます。