前回の投稿
右差し LA TERRAラテラ補完計画第参話・候補に挙がったテントたち1
で日本のメーカーのテント(フライシート)について触れましたが、
候補として海外のメーカーも検討しました。


 軽量・コンパクトを度外視したら
海外メーカーのテントも魅力あふれるモノばかり

 まずはアメリカ。
知名度ダントツのTHE NORTH FACEノースフェイス
キャンプから極地遠征の装備まで幅広くつくってるメーカーで、
今更僕が説明するまでもないでしょう。
候補として挙がったのは2種。

 まずは“Evacargo2 エバカーゴ2”。
エバカーゴ4全体
スノーピークのようにテントとテントを接続できるモデルです。
エバベース6”を起点にして、Evacargo2 エバカーゴ2や
Evacargo4 エバカーゴ4”や“Evabase 6 Half Inner エバベース6ハーフインナー
接続すればちょっとした基地になる。

Evacargo2 エバカーゴ2のフライシート外寸は
ラテラテントがスッポリと入りるので、これより大きい“Evacargo4 エバカーゴ4”を
使えば、大きく空いた内部スペースに相当な荷物が置けることでしょう。
また、天井もかなりの高いようです。

エバカーゴ4          エバカーゴ2
ウェブのカタログでは、出入口は1カ所のみ。
フライシートの裾の部分にはスノースカートがあり、冬などは外気の侵入抑制に役立ちそうです。
エバカーゴ4スカート
エバベース6のオプション的な、というかサブ的なテントなので
ノースフェイスにしては珍しく低価格でした。
・出入口が前面に1ヵ所だけしか無い。
・アルミ製フレームのようだが、トンネル(カマボコ)型なので個人的には心配要素となった。

 

 続いて“Lander2 ランダー2”と“Lander4ランダー4” 。

LanderB

Lander2A  Lander4A
Lander2ランダー2とLander4ランダー4はどちらとも
ラテラテントをスッポリと覆えつくせるサイズ。
前後に1カ所ずつ、計2ヵ所の出入り口があり、通風性は悪くなさそう。

 フレームを3本使う屈強なつくりのようです。
フライシートの外側にフレームを通すアアウトフレーム構造で、
雨や風、かなりの積雪時に強みを発揮してくれそうです。
フライシートの裾にはスノースカートがあり、雪や風の侵入にも心強い。
Landerスカート
スノースカートのこだわりは凝りすぎ?と思えるほどに
いろいろな工夫がされていました。

自然環境が厳しい場所でも十二分に使えそうだとかんじました。


 そうかと思えば、ドアパネルをひさし代わりキャノピーを構成できるので、
フツーに長閑なキャンプ場でも楽しめそうです。
LanderC

右ヨコ、左ヨコ、正面、そして全開放と好きなエントランスにアレンジ可能。

スカート部分の工夫もそうですが、入り口付近の造りも凝りまくっていて、
全面のドア部分は最大3つのバリエーションのエントランスが構成できます。

 

モンベルのクロノスキャビンをより屈強に、
より楽しくしたようなテントだと感じました。


一時は「ノースのランダー、一択グッド!」と決めてたほどです。

 

つづく