LA TERRAテント補完計画

 

 

 前回の投稿で、候補に挙がったテントをいくつか記録に残したいと思いました。

 

 まずはアライテントの“ライズ(エアライズ、Eライズ)”シリーズです。
このメーカーは、エアライズ(ダブルウォール)、Eライズ(シングルウォール)、
もう廃版になった思うけれどカヤライズ(ボトムシート以外は全面メッシュ)や
タフライズ(パネル部分に70Dnの比較的厚い布地)、
この4種類のテントはサイズや出入口など同じ形状なので、フライシート等の
オプションは共用できます。
アライテント・エアライズ2 

 このライズシリーズのフライシートならLA TERRAラテラテントを
スッポリと覆うことができます。(ライズシリーズ2以上のサイズ)
アライテント・ライズ2

・ラテラのテントと長さや高さが同じだが、幅が10cmだけ大きい。
・出入口が前面に1ヵ所だけしか無い。
・インナーテントが無いと立ちあがらないからアレンジが必要。


 次はmont-bell モンベルの“ステラリッジ”。
確か97年だったか98年だったか、その辺りの販売開始たったように記憶している。
過度な「軽量・コンパクト」化に対して慎重だったモンベルが、
ようやく重い腰を上げてULテントの生産開始を始めた感があるステラリッジでした。

今でも「モンベル」とググると「モンベル ダサい」という
検索ワードの候補にあがるほどデザインというかカラーリングが
イマイチだったけれど、だいぶ意識されたのか最近ではキャンプやテント泊する
女の子のトレッカーからも
「かわいい!」
と言われはじめ人気が出てきているようです。
実はお隣りの韓国では日本未発表のデザインがバカスカ出ていて
けっこうな人気ブランドだったりもする。
 

 インナテント、フレーム、フライシート等はすべてバラ売りなので、
このメーカーならば「フライシート」と
「フレーム」と「グランドシート」を購入すれば、
インナーテントに頼らずともフライシートだけで自立できる!
ステラリッジフライシートステラリッジエクステンドレインフライ
写真(左)がノーマルタイプのフライシート
写真(右)がエクステンドレインフライ、前室のスペースが大きく確保できる。

ステラリッジ2
ステラリッジ3
・ラテラのテントと長さや高さが同じだが、幅が10cmだけ大きい。
・出入口が前面に1ヵ所だけしか無い。



 3番目も同じmont-bellモンベルで“クロノスドーム4”です。

クロノスドーム1
同社のステラリッジと同様に、フレームやフライシートはバラ売りで、
インナーテントに頼ることなくフライシートは自立できるタイプです。
このテントの出入り口は長辺に設計されていて、
短辺に出入口のあるラテラテントでは出入りができません。
クロノスドーム2のフライシートだとラテラテントは収まるのですが、
間のスペースが小さいので、出入りができなくなってしまいます。

そのため、ラテラテントの2まわり大きなサイズでなければ使えません。

クロノスドーム2

 けれども、大幅に大きなサイズのフライシートにすると、
ラテラテントとフライシートの間に空間を大きく設けることができるので、
濡らしたくない荷物の収納量は多くなるメリットが出てくる。
・ラテラのテントと長さや高さが同じだが、幅が10cmだけ大きい。
・出入口が前面に1ヵ所だけしか無い。

・出入口の設置位置が短辺・長辺と相反している。

 

 4番目もmont-bellモンベルで“クロノスキャビン”です。
クノロスキャビン1
こちらはテント・フライシート・フレームのセット売り。
クロノスドームと同様、インナーテントに頼ることなく
フライシートは自立できるタイプです。
このテントの出入り口は長辺に設計されているので、
短辺に出入口のあるラテラテントでは出入りができません。
クロノスキャビン2のフライシートだとラテラテントは収まりますが、
間のスペースが小さいので、出入りができなくなってしまいます。

そのため、ラテラテントよりかなり大きなサイズ、
クロノスキャビン3でなければ使えません。

 

このサイズのフライシートからば荷物の収納量も多く、
出入口のキャノピー部分がひさしにもアレンジできる。

クロノスキャビン2
ちょうどファミリーキャンプとトレッキングの中間に位置するような、
また人力移動でなく余裕のある移動手段をとっておられる方には使い勝手が良いのかも知れません。
新しくキャンプを始めたばかりの方やバイクツーリングをされてる方には
人気のテントとなっているみたいでだ。
Youtubeのレビューなんかでも評判はかなり良好です。

いろいろなテントを物色していた過程で「これにしよう!」と
考えたこともあったクロノスキャビン3でした。

・ラテラのテントと長さや高さが同じだが、幅が10cmだけ大きい。
・出入口が前面に1ヵ所だけしか無い。

・出入口の設置位置が短辺・長辺と相反している。

その他、SMOW PEAK スノーピークのテント“ファル Pro.air2”はテントの高さは100cm、“ファル Pro.air3”も103cm。
どちらもラテラテントより低く、なくなく選択肢からはずれてしまいました。

 

すべてはLA TERRAラテラテントの復活のために

 

続く