廣田神社（広田神社）～『西宮』の由来

仕事の打ち合わせのために、兵庫県

伊丹市まで行くことになっていました。

先方さんのご指定で、3/16（月）の午後。

阪神方面、久しぶりやな～と

せっかくやから門戸厄神か清荒神か

廣田神社にもお参りしたいなと

ワクワクしていた…にも関わらず、

毎日学校が休みという事もあって気の緩みで・・・

なんということでしょう・・・

めっちゃ寝坊してしまいました

今日はもうあちこちお参り行けないわと

諦め、そそくさ支度をしていますと

壁にかけていた飾りが風で落ちて、

一冊の読みかけの本の上に乗りました。

瀬織津姫についての本。

えっ・・・

呼んでくれてはる？

でもそんな時間あるかな。。

ここでピンと来られた方

マニアックですね(笑)(笑)

グーグルマップで、打ち合わせ場所と

廣田神社の距離を入れてみたら、

間に合うかどうかわかるな？と思って

廣田神社の住所を調べるためにＨＰを

開けてみたら

一年の一度の大祭の日

なんということでしょう・・・

距離も車でだいたい30分ほどだったし

ササッとお参りしたら間に合いそう

その昔、京の都から見て

東の宮の呼ばれたのは伊勢神宮。

西の宮と呼ばれていたのは、この

廣田神社の事でした。

（だから、ここは西宮市です）

お伊勢さんと同等だなんて

それぐらい重要な神様なのですね

駐車場を目指して信号を曲がったら、

その道の名前が『広田参道筋』

おぉこんなところから既に参道なのね。

もうそろそろやな～って時に、突然

ザザザー！とウソみたいな大雨。

いやいや・・・

気持ちいいお天気やったやん

ワイパー全開レベルの大雨

歩行者さん方も、傘なんて持ってない。

パーカーのフード被って走ってる

えぇ・・・どうしよう。

もう着くのに・・・と思ってたら、

駐車場に着く寸前に青空

今のどういうこと～と不思議な

禊のサインを頂いて２の鳥居へ。

コロナの影響で、大祭も縮小して

行われるそうで、どこもかしこも今は

ちょっと仕方ありません。

これ以上広がらないように皆さんで

協力しあっている日本全土です。

ＨＰで13：30～15：00とありましたが、

今年は例外で毎年は午前中なのかな？

廣田の森には、たくさんの鳥たちが

暮らしているようです

こちらの主祭神さまは、

撞賢木厳之御魂天疎向津媛命

（つきさかきいつのみたまあまさかるむかいつひめのみこと）

いわゆる天照大神荒魂

伊勢神宮内宮にある「荒祭宮」に

いらっしゃる神様と御同体との事です。

悲しい歴史に名を消されましたが、詳しい

皆さんご存じなのではっきり申し上げたい…

瀬織津姫さまのことでしょう

戦前までは神社にも瀬織津姫との表記が

あったようですが。

手水舎から見えた御神水

その右手からのびる道の先が

すご～く気になって気になって

絶対あの先に神様いてるという

オーラを感じ、行きたくなりましたが、

『ちゃんと真ん中からや』と思いとどまり

そやなと独り言を言い、戻りましたw

不思議な廣田神社の神様ぁ

よき日にご挨拶の機会をお与え下さり

ありがとうございます・・・

祝詞を奏上しはじめますと、心地よい

風が御本殿から吹いてきました。

この後に行く打ち合わせが、結構大きな

仕事依頼だったので、無事にいきますよう

お願いしようと思って来たのですが、

いざこちらの大神様の前に立つと・・・

そんな気持ちが吹き飛んでしまい

（なんかそのお願いが合わない気がして）

今コロナで大変なことになっています…

仕事がなくなった皆さん、想定外に生活が

思うようにいかなくなってしまった皆さん、

資材が入荷しなくて商売がまわらなくて

お店がつぶれてしまった方もいます。

どうか皆が平穏に暮らせるように…どうか

神様のお力をお与えくださいませんか…

弘法大師が神社にお参りする時に

唱えていたという真言を７回唱えますと、

本殿からの風が急に強風になって

語彙力のないアホな私の例えでいうと

顔から10ｃｍの扇風機強ぐらい(笑)

幕がふわぁぁぁ～と上がる様子を

おおおぉぉ…と見つめていると、幕は

ついに地面と平行になりました

夫も一緒に来ていたのですが、彼は先に

向かって右側の住吉さんの方にいたので

拝み終わったころを見計らって、

『ちょちょ

ここの神様、めっちゃすごいよ』と

感動を伝えてしまいました。

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日本書紀に廣田神社の創建について

書かれている内容について

神功皇后が三韓征伐にお出になる際、

天照大神のお告げがあったそうです。

『和魂が天皇の身を守り、

　荒魂が船を導くだろう』

戦いを終えた帰り、難波の港の直前で

船が海中をぐるぐると回ってしまい

進めなくなってしまった皇后は、

兵庫の港に向かい神意を伺うことに

神様のご神託は、

『荒魂を皇居の近くに置くのは良くない。

　広田国に置くのが良い。』でした。

そこで皇后は、山背根子の娘である

巫女（葉山媛）に天照大神の荒魂を

お祀りさせました。

これが廣田神社の創建であるようです。

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帰宅してから調べた御由緒

そんなことを知らずお参りしてましたが

本殿の手前ですっごく気になるお社が

引き寄せがすごかったんですよ！

なんていう神様

女神様かぁ

（お名前きいたことない…）

はじめましてと、

ご挨拶した女神さまが、創建のお手伝いを

されたその巫女さんだったのですね

本殿の左右には脇殿。

向かって右側に住吉大神・八幡大神。

向かって左側には

高皇産霊神・武御名方大神。

夫が、先日録画していたＫＢＳ京都の

『ごりやくさん』に、諏訪大社が出てて

タケミナカタ様のことが、どうやら

気になっていたそうです(笑)

こないだ急に、

『なぁ。お諏訪さまって大阪にも

　いてはるん？』と聞くので

調べてみたら城東区にあるようで、

地名も「諏訪」だったんです

今後行ってみる？と話してた矢先。

お諏訪さま…さっそく拝めるとは…と

静かにコーフンしておりました。

そして、私がはじめの御神水の所から

ギンギンの神様オーラを感じた神様は、

どうやらこの神様だったようです

伊和志豆之大神

（いわしずのおおかみ）

前まで来たら、頭から体全体が

タテにぐるんぐるんの感じになって

すごかったです！この神様！

私だけ？相性？(笑)

こんなに凄いなー凄いなー言うてたのに

なぜか説明の写真しかないという

境内摂社８社ですが、かつては六甲山も

廣田神社の社領だったとかで

廣田の神社郡全部が『廣田の国』と呼ばれ

現在の西宮市よりはるかに広大な

社領をほこっていたそうです。

（今残る境外摂社は、１２社あります。）

今度また廣田神社にお参りする時、

一度お目にかかりたいなぁという

お宝がこちらには残っています

神功皇后が、関門海峡の海中より

得られたという水晶玉があるのですが

有名なところで神功皇后は生粋の

シャーマンだったと。

占術、ご神託、勝運、神通力。

高い能力を備えていたのはこの水晶玉を

得たからでは？という話が。

水晶玉の中に、剣のような模様が

出てきたことから剣珠（けんじゅ）と

呼ばれる霊宝が廣田神社にあって、

秋頃にご開帳（って言いませんよね(笑)）

一般公開されるようで、どうかこの目で

拝ませてもらいたいなぁと思ってます

いつ公開して下さるとか教えてくれるのかな？

不思議な剣珠のお力あやかりたい～と

衝動買いした金の玉(笑)→鈴守り

あとこちらは、阪神タイガースが

監督・選手団・球団関係者そろって

必勝祈願に訪れている神社さんとは

知りませんでした。

私…まったく野球にうといんですよ…

こないだ矢野監督と会ったけど～

ようやく春がやってきました。

そして足も治ってきました

室内用トランポリンも買ったよ

これからはまたどんどんお参りにも

行きたいと思っています

素晴らしい神社さんにお参りさせて頂き、

神さまありがとうございます

見えない糸で繋がった優しいお友だち

今日も読んでくれて本当にありがとう

あなたにいいことが起こりますように

廣田神社

〒662-0867

兵庫県西宮市大社町７番７号

0798-74-3489