すごくすごくすごぉく
忙しい日々が続いております
お参りも全然行けないの。。
すっぽんドリンクを飲みながら
毎日がんばっていますよ
いつも私が自宅で手を合わせているのは
神さま5柱・仏さま8尊なのですが、
そのうちの1尊に
大随求菩薩さまがおられます。
あるお坊さんに教えてもらった
大随求菩薩さまの功徳は、
今までやってきた悪いことを
全部なかったことにしてくれる
先祖の供養や霊格向上
衆生の願いを何でも叶えてくれる
まさに『随求』という文字のごとく
求めるにしたがって、求めるまにまに
聞き届けてくださる 甘やかして下さる
大いなる母のような仏さまです
ご真言をお唱えすると、
それらの功徳を頂けるとの事
おん ばらばら さんばら さんばら
いんじりや びしゅだに
うん うん ろろしゃれい そわか
3/2(金)の夜に、夫が帰宅するなり
『言うの忘れとったけどな
清水寺、行かなあかん
今日からご開帳でな』
興奮ぎみで声がデカくて、
疲れていた私に響きます……
私『そうなんや。ご開帳いつまで』
夫『18日』
私『ずっとつまってるからなぁ。。
16(金)やったら予定行けそう。』
夫『ちゃうねんそれはあかんねん
あのな、境内から発見された
大随求陀羅尼の版木があってな、
それを和紙に印刷したやつが
1,000部だけ限定やねん
今日で無くなったかもあわわ』
私『明日いく即答』
このぶん仕事は倍やるわぁ
背に腹は変えれん
早起きして京都に向かいましたよ
どこかで目にしたデータでは、
京都に観光に来る人の20%が
清水寺を訪れるという名所。
この日も相変わらず国内外の観光客や
学生たちでいっぱいでした。
随求堂の拝観料は、胎内めぐり付きで
100円です
秘仏です。
しかもめっちゃ秘仏
というか、大随求菩薩さま自体が、
ここ清水寺しか御本尊を知らないです。
あとは河内長野の観心寺の掛け軸。
これまで、この大随求菩薩さまは
展示会などで人目に触れられた事は
ありましたが、この随求堂でのご開帳は
222年ぶりの大ニュース
西国三十三観音めぐりが始まって、
平成30年の今年で1300年だそうです。
それで大盤振る舞いなご開帳なんですね
あぁ 大随求菩薩さまは今
どんなお気持ちなんだろう
『太陽~久しぶりやぁ\(^o^)/』とか
仏さまの前で長いことお祈りする
おばあちゃんが、お堂のおじちゃんに
『そろそろ…宜しいですか?』と
注意されていました肩ポン
おばあちゃんの気持ちもわかりますね。
お堂のおじちゃんの気持ちもわかる。
後に並ぶ人たちの迷惑にならないよう、
私は、仏さまに近づいてきた辺りから
自己紹介とご真言を唱え始めました。
そして、あと2~3人に迫ってきた所で
早口で唱えつつ微調整をして(笑)
仏さまの目の前でちょうど21回目を
唱える事ができましたよ
ひとつ大きなお願いをしました
さすがNHKさん美しいです。
知らなかった!とか、欲しい!とか
もし私の読者さんの中でおられたらと
思って、宝印を捺して下さる奥さまに
何点か質問してみましたが
内部でも未定だそうで、何もまだ
分からないんですよぉ~と言われました。
1…まだ数日間は枚数ありそうですか?
2…この3月と10月のご開帳の両方を
合わせて1,000部限りですか?
それとも、また10月に新たに
1,000部ありますでしょうか?
※質問 1・2とも不明
わからなくて何も答えられないの~!って。
でも、ご開帳自体は10/5~15まで
またあるみたいです。
3月がお忙しい方は是非とも10月に
さてさて、本堂へ
轟門は、門なのに扉がないんです
扁額には『普門閣』と書かれていて
その意味は
救いを求め、教えを請い、
悟りを開くのに身分は関係ない。
世の中の人すべてに
開かれた門であり、
開かれた修行の場所である
だから扉がないんですね
とっても素敵です
入ったらすぐ目の前に、
黒く光る出世大黒天さまがいました
ご本尊の千手観音さまは秘仏で、
内々陣の厨子の中におられます。
清水寺のお坊様でも普段は見れず、
写真も公開されていません。
33年に1度のご開帳
次は2033年や……
お姿が見えている御前立ちを拝します。
そして脇におられる二十八部衆も
とってもカッコイイのですキュン
こちらの千手観音さまは、
一番上の腕を頭の上で印を組んでいて
ヨガみたいなポーズをしていて、
小さな可愛い仏さまがちょこんと
座っています。
このスタイル ズバリ
清水型千手観音
この本尊以外で日本最古といわれるのが
平安時代のものなんですね。
ってことは、平安時代にはすでに、
『京都の清水寺の千手観音さまって、
霊験あらたかで御利益すごいねんで』
ってことが、伝わってたという事
電話もインターネットもない時代に、
京都から東北までクチコミで?
本当にすごいなぁと思います
でね
ここで嬉しいことあったよ
本堂の内陣には、靴を脱いであがるん
ですけど、見終わって靴を履いてたら
すぐ横に 白いお財布 があったの。
でも近くに誰もいてない。
ひょっとして……
お財布おいてブーツとか脱いでて、
そのままうっかり置き忘れてるんじゃ…
『危な~忘れてたぁ』って、
飛んできてくれないかな……。
内陣はカオスな状態
わざとゆっくり靴を履きながら
横で見張っていると、外人の子供が
ニヤニヤして財布を指差しながら
母親に何か言ってる。
あかん
このまま放っといたら
絶対に盗られる
授与所のおばちゃまに伝えて、
預かってもらいました。
本堂を出て、ご朱印を貰うために
列に並びながら、先程の姿見えぬ
持ち主さんのことを考えていました。
『めっちゃ焦ってるやろなぁ……
半泣きなってるやろなぁ……
こんなに多くの人混みの中で、
諦めているかも知れない。
本堂ちゃうかって探しに来て
どうか無事に持ち主の所に戻って』
そして数分後、そのご朱印の列の真横を
すげーダッシュで
夫?彼氏?に泣きそうな声を出しながら
『どこで落としたんやろう』って
本堂に走っていく女性の後ろ姿
よかった
手元に戻すぞ、と私に教えてくれた
観音さま~
こんな人混みの中で(笑)
すごい確率で(笑)
ちゃんと私にそのシーンを見せてくれて
ほんとに面倒見がいい優しい観音さま
あぁ~
ほんまによかったぁ
あの人、ほっとしたやろなぁ
あぁ、ほんまによかった。
更にまた数分後、私のご朱印の番になり
書いてもらい終わったら、後ろには
結構な列がまた出来ていました。
で ふと目に入ってきたのが、
最後尾に並んでる女性が
さっきの白いお財布持ってる
なんという確率(笑)
いや、確率じゃなく観音さまのお計らい
思わず声かけてしまいましたよ(笑)
私 『お財布』
(この一言で、女性にすべて伝わって)
女性 『あぁぁん有難うございます』
後ろのベンチから乗り出す男性
『ありがとうございますぅっ』
私 『よかったぁぁ
ほんまによかったぁ』
(かくかく…しかじか…さっきの話)
2人で向かい合って、女性の
すごく嬉しそうな顔を見ていたら
(※ここからはスピ世界なので、
半信半疑な方はスルーしてね)
ほんまよかったねって
いう私の強い感情 (念)が、
1m弱ぐらいの大きな縦に丸い
薄ピンク色の風船みたいなやつになって
見えてしまって、言葉と一緒に、前に
女性の体にどんってぶつかりました。
ぶつかったら、それはちょっと
体を覆う?みたいになるんですけど
スライムみたいなの想像してくれたら近い
そしたら、ダイレクトにその感情が
混じり気なく女性に伝わって
女性 『わぁぁ……(嬉)……無言で合掌』
笑顔のまま女性の目が赤くなって、
すぐに涙で濡れてこられたので
あっ、泣かしちゃう
私も泣いちゃうと思って(笑)
『じゃあまたさようならぁ』
ピュン
と、人混みに消え去りましたよ~(笑)
素晴らしい清水寺のお参りだったなぁと
近くでランチを食べて、駐車場へ戻り、
駐車場代金3,800円に
手を…ブルブルと…震わせながら
これは読者さんに、
『近いとこ停めたらこんな事になるで』
と、領収書の写真を撮ろうと思ったら…
スマホが無いっ
ぎゃあ~
どこいつやろ
(ポクポクポクポク……チーン)
『さっきのランチ店や』
しかも、帰るときに寄った
トイレの個室や!
もう、だいぶ時間たってる……
あぁぁ終わったぁ
あわてて車を飛び出し、
ただただ祈る気持ちで走る私。。
走る走る走る……祈る…走る…
トイレに飛び込む。
あった
バックライトが光ってて、
誰かが触った形跡アリ(笑)
でも、そのままの場所にそっと
置いててくれたのね
姿見えぬ方、ありがとう
なんか…さっきの白いお財布の女性と
立場が入れ替わって、
似たような感じになってる(笑)
とてもいいお参りでした
大随求菩薩さま、お会いできて
感激いたしました
千手観音さま、お優しい計らいを
ありがとうございました
いつも読んでくれるお友だちの皆さん
私の励みになっています
出会いに心からありがとう
神さまにもらったプラスのいい波動が
みんなの所にも届きますように
清水寺 随求堂
〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294
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