FXのファンダメンタルズですが、
必ず押さえておいて欲しいとことが、
いくつかあります。


その一つが、景気の動向です。


FXの場合、その国の景気だけではなく、
複数の国の景気から、
相対的に為替レートに反映されていくものです。


ですから、あなたが売買する2通貨の国の
景気だけではなく、主要国の景気動向を
必ずチェックするようにして下さい。


景気というのは、複数の指標から
総合的に判断されるものですから、
一つ一つの経済指標が大切です。


代表的なものとして、
景気動向指数というのがありますが、
この景気動向指数を見ることによって、
一目でその国の景気動向を把握することができます。


景気動向指数の基準値は50です。


50を上回れば、景気の状態は「良い」と判断でき、
逆に50を下回れば「悪い」と判断できるわけで、
いわば、温度計のような意味あいがあります。


さらに、この景気動向指数を
継続的に見ることにより、
「景気は悪いが、回復の兆しがみえる」とか
「順調に景気が拡大中」との予測もできるわけです。


その国の景気を判断するベースとなる指標として
景気動向指数を把握しておき、
その他の指標が発表されるたびに、
次の景気動向指数の予想を修正していくように
利用するといいと思います。


基本的にFXの短期トレードの場合は、
テクニカル分析重視になりがちですが、
それでも、こういった基本となる数字は
押さえておくようにしましょう。

「日経先物ミニ BTF投資術」


短期売買をする場合、
馴れないうちは、マーケットが比較的平穏なときに
エントリーをしましょう。
大きな指標の発表の前後は避けるべきです。


さて、エントリーする場合に、
見るテクニカル指標ですが、
まず、複数のスパンのチャートを見て、
トレンドを掴みます。


例えば、1分足を主として使う場合でも、
5分足、1時間足等、いくつかのチャートを見ておきます。


複数のタイムレンジのチャート見ることにより、
全体をイメージできるからです。


実際にトレーディングをする際に、
1分足で買いシグナルだと思っても、
5分足と時間足では、典型的に売りシグナルを
示していることもあります。


「1分足で買いシグナルが出ていても、
他で売りシグナルが出ている場合は、
エントリーしない」という意味ではありません。


すべての指標が同じシグナルを示すことは
まずありませんから。


しかし、不安要因の少ない取引をしたいものです。


また、1種類のテクニカル分析手法に
依存してはいけません。


どうしても好きなテクニカル分析に偏りがちですが、
複数のテクニカル分析を見ることにより、
「どういう相場のときは、どの指標が適している」
ということ体感することが重要です。


漠然とトレーディングをするのではなく、
複数の種類のテクニカル分析と
複数のスパンで判断するクセをつけることにより
あなたの相場観というものが磨かれていきます。


経験が、分析する能力を高め、判断力を高めるのです。


テクニカル分析では、学ぶことも重要ですが、
感じることの重要性も忘れないでくださいね。

「日経先物ミニ BTF投資術」


外国為替市場で最も注目が高い経済指標と
言われているのが、米雇用統計です。


米雇用統計とは、
失業率と非農業就業者数を中心として、
製造業就業者数・小売業就業者数・週労働時間・
賃金インフレの状態を示す平均時給など約10数項目が
発表されます。


米労働省が月初めの金曜日、
ニューヨーク現地時間午前8時30分に発表します。


夏時間では東京時間の21時30分、
冬時間では東京時間の22時30分です。
(夏時間とは、日本の11月~3月。冬時間は、4月~10月)。


就業者数が増えれば労働環境が良く、
景気も底堅いと判断できます。


労働需要が強ければ、平均賃金が上昇しくなります。


結果、インフレ懸念が台頭。


インフレ懸念があれば、米連邦公開市場委員会(FOMC)で、
利上げを行う可能性が高まります。


そういった思惑から、ドルが買われる要因となるわけです。


米雇用統計の発表前後は、
取引量が増加します。


価格は大きく上下し、
まさにお祭りの騒ぎになる可能性もあります。


また、アクセスが集中するため、
システムにログインできない場合や、
雇用統計の結果を見る通信社の情報なども
閲覧できないこともあります。


投資手法の一つとして、
米雇用統計前後の値動きを利用して
利益を上げようとすることも可能です。


雇用統計の時間に大きく動き始めると同時に
順張りで乗り、利が乗ったところで、
決済をするという手法です。


大変リスクの高い手法ですが、
雇用統計の発表により、
レンジが移行することを狙った手法で、
一派には有効であるといわれています。

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