FXはレバレッジ効果により、
証拠金の数倍から数百倍の取引をします。
短期間で莫大な利益を得られる半面、
想定を超えた大きな損失を受ける可能性もあります。
そこで、損失を拡大させないためのシステムが
「マージンコール」と「ロスカットルール」です。
マージンコールとは、メールなどで
自動配信されるFX独自のシステムです。
相場の変動により、証拠金・資産の担保力が
いちじるしく低下しているとFX会社が判断した場合、
警告のメールを送信します。
マージンコール=強制決済ではありません。
しかし、マージンコールが発生した場合、
ロスカットの執行が間近に迫っているのは間違いありません。
マージンコールをしたとしても、
預託金がFX会社の取りきめた必要証拠金額を下回った場合、
自動的に顧客の金額を決済してしまう
「ロスカット」というFX独自のシステムがあります。
これは、顧客の損失をFX会社がかぶることを避ける
システムであるとともに、顧客が大きな損失を出さずに
済むように必ず設置されたリスク回避の安全安心のシステムなのです。
損失を強制決済されるロスカットは、何か大きな損を
したような気にもなりますが、預け入れした証拠金(
保証金)以上に損失が膨らむことはありませんから、
リスク管理をする上では必要なルールといえます。
このマージンコールとロスカットに関するルールは、
FX会社によって違います。必ず確認するようにしましょう。
また、このロスカットは、必ずしも
正常に執行されるとは限りません。
例えば、週をまたいだ取引の場合、土日の間に、
外国為替レートに大きな影響を与えるような事象があった場合、
週末の値段から大きく乖離した値段で始まることがあります。
こういった場合、預託金以上のマイナス状態でロスカットが
執行されることになり、その損失分は、
追加で納入しなくてはならなくなることもあります。
また、FX側のサーバー・回線トラブル・取引集中による約定の遅延や、
極端に値動きが早い場合、ロスカットが執行されるまでの
タイムラグが発生することがあり、同様に追加で損失分を
納入しなければならなくなることがあります。
ロスカットの仕組みを正しく理解して下さいね!
