狭小敷地での家づくりでは、家の間取りや仕様決めと並行して、施工面からも様々な考えを取入れます。何故か・・
建設会社が見積もりを作成する際、工事費費用が他の物件と比較して多く掛かる事が有ります。それは家づくりの場所によって資材を搬入する作業車両に制約が生じたり、作業スペースが無く施工が難しくなり、施工の手間が掛かるからです。それは設計する段階で現場の施工に関して余り考えに入れていない時に起こります。使う材料を工夫する事で、搬入や施工はスムーズになり、更に家の性能も向上する事も有ります。そうした考えから狭小敷地では木造でガルバリウム鋼板が最適です。材料が軽く(工事し易く、更に建物荷重が減る分耐震上も安心)更に耐候性もあり、断熱性能も向上されます。
適度に縦方向の繋がりを設けました。季節に応じた空気循環を天井ファンで行います。
書斎はシナ合板に糠を塗布して仕上げました。環境と健康に配慮して。
耐震等級3と制震テープで地震対策、基礎高と宅盤を上げた事で水害対策、外部ステップは緩めに、将来外部手摺が設置出来るよう配慮して。