弊社では、家づくりの設計・現場の経験のあるスタッフ、建築の学校で学んだ経験のあるスタッフを募集しております。家を売る事では無く、作る事の経験者、学びのある方なら是非!

 

1年以内に施行予定の建築基準法の改正へ向け、東京都建築士会主催で説明会が有りました。木の特性を理解する事から改めて始めると、木に含まれる水分(含水率)は元々木が持っている特徴で、この水分が有る事で、火に対して燃えにくくなる。一方、建築の構造材ではこの含水率を20%以下、造作・下地材で15%以下にして、捻じれや割れが起こりずらいように定められています。(なんと、1㎡の杉には750mlの水分があり、炭化するが燃え尽きず、また燃え広がらないのです)こうしたバランスを保った木は熱の伝わりやすさ(熱伝導率)が他の素材より低いものが有り、杉15mmのものと石膏ボード12.5mmでは石膏ボードの方が熱伝導しやすく、木の厚みを増す事で杉に限らず熱伝導がより低くなることを利用した燃えしろ設計で、幅広く木造建築の可能性が広まろうとしています。木造の商業施設や学校なども木造で建てる事がすでに始まっています。以前は木造の校舎を火災から守るとの名目で鉄骨でつくり変えていましたが、きちんと防火壁や防火戸の設計を行えば安心燃え広がる時間に消化活動が間に合う様になります。

弊社の場合ですと、防火地域でも3階建ての準耐火建築で家づくりが可能になったり、室内で木を現しで施工する事が出来る様になります。