今後、設計としての役割が大きくなる工務店営業は、工務店の原点であるモノづくりへの責任をベースに設計・構造・施工・予算・仕様を積み上げていく必要があります。これからの時代の工務店は売る事ではダメ(家を売る・感動を売る・おもてなしを売るという上辺の考えに騙されてはいけません)家を作る事(構造・安全・ご予算・省エネ・創エネ・メンテナンス・素材・環境をベースにした間取りや仕様選択)が素地に有る人・工務店が生き残る時代です。弊社には家を作る職人とベテラン施工管理者が2名おり、共に多くの現場管理や設計を行っていた素地と経験と覚悟があります。車を買う時はメーカーで製造された技術の備わった商品を買うので、カタログで見てお店で試乗して購入を決めるので、売る営業マンの責任は商品自体に有りませんが、もし車をオーダーで作るのであれば、営業マンではなく、設計者・製造者・その責任者を判断して車を買いますよね。当たり前ですが売る営業はハウスメーカーに沢山居ます。これはすでに実績ある品質を確保した家が売るものとして有るのでこれで成立するのですが、我々家を一つ一つ作る工務店の営業はそうはいきません。その人間の経験値や責任ある提案力・仕事への価値観で家が大きく変わってしまします。工務店でもハウスメーカーでも、目の前の営業マン・会社の家づくりへの覚悟・自覚をきちんと見分けて、人生最大のお買い物である家を後悔する事の無い様に購入してください。