猫にとって快適な温度は20〜28℃、湿度は50〜60%程度だそうです。家の中でニャンコ先生が安心してくれるのは、風通しを良くして逃げ道を用意してあげると良いそうです。一方人間生活する家づくりにおいては、様々な性能基準が御座います。

 

改正省エネルギー基準のお話は多く伝わっておりますが、しばらくはこの基準のお話を少しづつお伝えします。

FLAT35の金利優遇は勿論、これからの家づくりの性能基準ですから重要です。

 

これまでの基準は、住宅の断熱化(躯体に如何に断熱材を入れるか)といった観念が基準になっていたものでしたが、改正省エネルギー基準はここに①暖冷房・給湯器などの設備も含めた住宅の1次エネルギー消費量を考えたものが加わり②建物の躯体に関する断熱性能、外皮計算手順が見直され、住宅の熱損失の計算(建物の熱損失について外皮で割ったもの)を加える様になりました。

※外皮の仕様基準

開口部比率の確認(断熱地域区分を確認すると都内ですと開口部比率と呼ばれる窓・ドアの面積を外皮と呼ばれる建物外部の面積で割った数値を0.13と定めます)→建物の断熱仕様の選択開口部の断熱仕様・日射遮蔽措置の選択を考えます。

 

最近の住宅の開口部(窓)が少なくなったのは、こうした開口部比率の制約が有る事がベースに有ります。しかし採光計算や換気・排煙計算などによって必要な窓も同時に義務付けられているので、極端に窓が少なくなる事では有りません。   営業・設計林

 

お互い過ごしやすい家を目指しましょう。