ここ数ヶ月、お客様から「ブログ見てますよ」と言って下さる事が多くなりました。感謝感謝です。最近は家づくりの現場ブログが中心ですが・・・・。

昨年末から、年内竣工予定の家づくりまでを目処に、営業で有りながらも、設計と仕様、現場管理まで関わる様にしています。ここ数年は現場管理から離れておりましたが、初心に戻り、丁寧に家づくりが出来る様に。メリットは設計段階から現場に入ってまで、一つの家づくりが確実により良くなっていく事。設計では良いと思っても、現場で確認すると全然ダメな事が有るのです。現場での確認と気付きで、適宜変更・修正が出来ることは家づくりとしては最高です。設計者が現場に入る事で、打ち合わせ中に気付かない図面の問題点が、現場で浮かびあがりその場で修正出来るのです。設計と現場担当が分かれていると、そうした現場での気付きがなかなか設計へ上がってこないもの。大変な作業ですが、間違いなく【家づくりは職人さんと現場でより良くなっていくもの】だと実感しています。

 

こちらは大田区矢口の家。こうした窓の開き勝手設置高さ位置上棟後に、窓まぐさを組む大工さんと打ち合わせしながら、風の通り、採光の確認をしつつ、お隣とのプライバシーを確認しながら変更しました。

ここでは図面だけでは分からなかったお隣のバルコニー位置に配慮して、窓位置を図面から3尺横に変更。お互い気を遣うことなく生活できるよう、第三者である建築側の配慮が大事。

正面にお隣の窓が有るので、ここでは窓を横滑り窓に。図面通りでも問題なしと分かりそのまま設置。

この計画地での南側の窓は、唯一直射光が期待できる場所。窓の高さは抑えつつ、幅を2550mmの2本引き違いを採用。東西4550mmの家の為、全体を効率よく明るくする事を考えています。西側の窓は採光計算で利用している窓なので、図面通り変更せず。開き勝手はウインドキャッチを考え南側に開く事、反対に開くとお隣のバルコニーが丸見えなので、こちらも配慮を加えて設計しました。家と隣地との繋がりの細部までは設計段階ではわかりません。

 

こちらは造作壁面収納工事が始まった世田谷区太子堂の家づくりの様子。

シナランバーで箱を作り、木口はピーラーの1cmもので納めます。木口テープは剥がれやすいので使う場合は注意が必要。この家では不採用。

抽斗、引き違い、観音扉が大小様々あるので、原寸図面を現場で作製大工さん、建具屋さんの意見を取り入れながら丸2日掛けて起こしました。引き出しの形状は大好きなポールマッコブの家具デザインを真似ています。完成が楽しみ。

外部はこれからエクステリア工事を行い、シンプルな外観の家を鮮やかにしていきます。

車庫2台、サイクルポート、パナソニック製宅配ボックス、アイアン製のネームロゴ、戸塀や有孔ブロックでプライバシーと適度な採光、通風を計画。長いアプローチには埋め込みの街灯を計画。こちらも楽しみです。

 

勝手に独り言・・・・

家づくりには数千万円、老後の生活や、お子様の教育費、これからの収入等を考えながら決断をして、ご契約を頂いております。ご契約に至るまでの半年から1年に及ぶ期間、営業担当として、設計者としてお客様とお付き合いをしています。時にはお仕事帰りの夜、時には夜勤明けの朝、弊社やご自宅で。数千万円の住宅ローンを背負い、或いはコツコツ貯めた貯蓄で。通常多くの会社の営業は、ご契約を頂いた段階でほぼ役割を果たします。そして信頼できる社内の其々の部署へ引継ぎが行われます。

家づくりは分業。お施主様、我々建設会社、現場の職人さん。この3者の立場でいう分業。これとは違い、建設会社内部では、集客、営業、設計、コーディネーター、積算、現場、が分業行われる事が多いのですが、ここで欠かせないのは担当者間の連携。各々が自分だけの仕事が出来ていれば、と捉えていると一つの家は決してよくならないもの。各担当者間の丁寧な引き継ぎ、意見交換、各担当部署での気付き、が共有されなければ良い契約も、良い設計も、良いコーディネートも、良い家づくりの現場も、良い人間関係も出来ません。【現場で起こっている事が営業担当まで伝わること】【お客様に営業が話したことが現場まで伝わること】これが如何に大切な事かを実感しながら、あともう少し、営業から現場まで担当させて頂きます!