東日本橋で建築中の家は、木造2階建て。以前教わった事のある先生から、建物のバランスで美しいと感じる各階の高さ、軒の出、大屋根と下屋の屋根勾配等などを教わり、常に意匠には気を遣いながら考えています。しかし、都内の場合は2種高度や道路斜線が建物高さ、屋根形状の邪魔をし、3階建ての時はなかなか思うようにはいきません。こうした条件の中でも、かっこいいデザインの家が街中には沢山ありますが、雨仕舞いやメンテナンスを考えると、怖い建物も有りますので、注意が必要。でも、2階建ての時はそうした影響を受けにくいので、意匠のバランスを考え1階の階高を抑え、2階の階高を上げることで程よいバランスが生まれ、狭い空間でも天井高さを抑える事で奥行を感じたり、高い空間に移動したい際に、より高く感じたり、その時の気分で心地よく感じる居場所が自然に増える様に心がけているのです。空間にも生活同様メリハリが大切です・・・・で東日本橋の家は1階が2250mmの天井高さ。ぐっと抑えることでご年配の方の生活には様々なメリットが生まれます。照明の明かりが効果的になると共に、電球が変えやすい。吊戸等の高い位置の収納が取り出し使いやすい。
ここでキッチンの問題。火災予防条例ではキッチンの加熱機器の上方、側方、後方の距離に義務付けがあります。センサー付きガスコンロは上部のフードまでの高さは60cm以上、IHの場合は80cm以上が必要が基本です。東日本橋の家は2250mmの天井高さ、850mmの下台、700mmの吊戸のため、700mmの高さが確保できるためこの条件をクリアーしています。
こちらはやはり5年前の池上の化粧台、足元はこの後、収納にされて綺麗な生地で前面を覆ってお使いになっています。
キッチン脇に作った手洗い場。ご家族の帰宅後や来客用にささっと手洗い。
只今、打合せ中のお客様から小上がりを設けたいとご要望が有り、以前作った小上がりの工事風景を。井桁状にツーバイ材で足元を固めながら、抽斗空間を確保。
こうした設計を基に仕上げました。障子の組子と吊木のバランスを考えながら。
ロートアイアンをアクセントに、左官仕上げの家も提案致します。






