昨日もお引渡しが有りました。大田区矢口での木造3階建ての完全分離2世帯住宅。玄関、水廻りを別々に設け、上下階で世帯を分けました。この際のポイントは、親世帯と子世帯の日常の生活時間。就寝時間に差がある場合、上下階で寝室・リビングの位置を配慮します。水廻りは上下階で揃えます。親子で有っても2世帯間の音の問題は無い方が良。最低限の設計側からの配慮です。3階建ての場合、3階から1階まで階段の位置を大きく変えると、「避難用通路として問題」と判断され、建築許可が下りません。実は当初、2階から3階につながる階段を、1階から2階への階段と、大きく離した位置にしたのですが、認められませんでした。万一の避難、救助の際に、階段の位置を揃える様にと。言われてみれば確かに。3階建てには設計上特有の建築条件があるのです。基準法、都条例、消防法などをすべてクリアした後は、内装の構成を自由に考えて、窓位置、照明計画、動線、家具のレイアウト、壁紙などをじっくり考えた住宅。外構を残してようやく完成致しました。K様おめでとう御座います。営業設計/林 タカヒロ(2級建築士・木造建築士他)