先日テレビのワイドショーで、口内丼をする世の中の夫に、妻は怒り心頭・・・みたいなことをやっていました。

 

時間の関係で、最初の方しか見れませんでしたが、ちょっと心に引っかかりました。

 

口内丼という言葉を私は知らなかったのですが、要はいろんなおかずをご飯と一緒に食べてしまうこと。妻は一品一品心を込めて作っているのだから、ひとつひとつを独立した料理として味わって欲しいのだそうです。

 

昭和40年代生まれの私はしかし、子供の頃に学校の先生から「三角食べ」をしなさいと教育されていました。ご飯とおかずと味噌汁を適当に口の中で混ぜて食べなさい、ということです。

味の濃いおかずでご飯を食べるということですね。子供の頃はそれがうまくできなくて、どうしてもおかずはおかずだけで食べてしまい、ご飯にはふりかけや海苔の佃煮などが必要となるのでした。

今は口内調味という言葉があるようです。

 

家庭ではコース料理や懐石料理のように一品一品出てくるわけではなく、白いごはんとおかずがいっしょに出されるでしょうから、口内調味をする方が自然だと思うし、なんとなく日本の食文化という感じがしますので、その奥様方の怒りは何ものなんだろうと思ってしまいました。

 

但しそのコーナーを最後まで見なかったので分かりませんが、確かに繊細な味わいの料理を口にバクッと入れてごはんをほおばるというのは確かにいただけません。要は食べ方がちょっと下品だったのかな、という気もします。口内丼は嫌だけど、口内調味はいいよ、ということもあるかもしれません。

 

ちなみに私は、ホテルの朝食のバイキングが嫌いです。定食にして欲しいと思っています。(今コロナの影響でバイキングは少ないみたいですが)

定食は、ごはんと主菜・副菜や汁ものの、味・量・色合い・栄養などが絶妙なバランスで配置されていると思っているからです。一品一品の味もそうですが、全体としての調和が更なる美味しさを生むような気がします。

 

でも一品一品味わって欲しいという奥様の気持ちは大事にしないとですね。