1か0ではないでしょ。
給付金をめぐる、マスコミのバッシングはどうも?です。気持ちよくもらって、気持ちよくつかえばいいのに。
今、数ヶ月前にはほとんどの人が予見していなかった、「100年に一度」の金融危機が起こっていて、実経済の方にも大きな影響を落としつつあります。そんなときに、即座に手を打たない政府は、おバカとしか言えません。
急患が救急車で運ばれている時に、応急手当をしないようなものです。そしてその応急手当をする義務と権限と責任を政府は持っているはずです。
実際いろいろな対策が走り出しているようですが、給付金について、自分としても?なところもありますが、さりとて100%否定されることでもないような気がします。
日本の大きな経済政策のひとつに、グローバルで競争力のある産業の育成が確かにあるみたいです。強い産業や企業から、そこと取引のある企業などを通してお金が伝播していくというのは間違った考え方ではないと思います。ただ、世界的な競争にさらされ、コンプライアンスも厳しくなり、投資や経費が強い統制力を持って合理化されていると思います。
生産設備や情報化へ投資が行きましたが、必ずしも規模増ではないですので、それらを提案する企業もランニングコストが少なくなる、つまり自分たちの実入りが少なくなるような提案ですから、余裕がありません。そして経費も、飲み屋や花屋やタクシー会社などへの支出は極力抑えられ、会社の業績ほど賃金は上がりませんので、地元のお肉屋さんにもお金が回って行きません。
結果お金の流れる経路がすごく狭くなっているような気がします。「格差」の原因のひとつは、合理化によってお金の広がりが少なくなって、別の産業にお金が回らなくなったことも一因ではないでしょうか。
給付金というのは、そんな儲かっている産業とはほど遠い人たちにも、一律にお金が回る施策です。やり方によっては、けっこう大化けするのでは?という期待がないこともないですが、マスコミは徹底的に否定しています。
普段はやはり格好の攻撃対象である、地方自治体も担ぎ上げています。
地方分権を標榜し、権限と金をくれといっている自治体が、こんなこと任されたくらいで音を上げないでほしいものです。国家の危機にこそ、公務員にがんばってもらわなくては。(ふだん、のほほんとしているのだから)
住民に迅速・確実にお金を届けるために、国にここまでは決めてくれとか、何かしらの要望を出して喧々諤々とやるのは結構。でもマスコミはそんなことまでも、中央と地方の対立という観点で報道しているように思えます。
地方の長も、知恵を出す前に、難しいとか無理とか言わないで欲しいよなあ。
本当にこれをやるのであったら、みんながこれを楽しみ待つような雰囲気を醸成しないと、効果も半減です。国からボーナスが出るから、家族で食事に行こうとか、ゲームを買おうとか。商店街もなんとかそんな需要を取り込もうと工夫したりとか。
ここまでネガティブな印象がついてしまうと、それを払拭して盛り上げるのは難しくなってきます。
その責任の一部は、一方的にゴシップ的なイメージを強烈に発信し続けるマスコミにあるような気がしてしようがありません。
たしかに疑問も多い施策ですが、短期的でわかり易く、なんの効果もないとは思えません。応急手当としては捨てたものではないと思います。
どうせやるなら、効果が二重三重で上がるように、盛り上げていったほうがいいと思うのです。
景気なんて、人の感情のカオスだと思います。それを操作する大きな力を持っているのがマスコミなんです。少なくともいろんな視点から、コメントしてほしいと思います。
そして僕ら自身、頭でっかちに評論しているのでなく、前向きに行動しなければなりません。僕たちが払った税金による、僕たちのための施策です。
注:別に与党の擁護をするわけではありません。
なーんて、こんなことを書くのは勉強不足なのかなー。最近新聞読んでないしー。