ある雑誌にありました。

09年のF1も「エコ」ずいていて、バイオ燃料だけではなく、KERSというしくみが導入されるそうです。

これは「運動エネルギー回生システム」で、要は減速時に回収したエネルギーを1周あたり80馬力で6.67秒使用することができるということです。

エネルギー回生の方法は2種類あって、ひとつはプリウスのように電気的に回収する方法です。

そして、もうひとつが面白い。高速回転するフライホイールに貯蔵する機械的な方法です。

昔、雑誌の裏表紙に(セッチマ歯磨きとか、シーモンキーといっしょに)、自転車が速くなるといって、おもりをタイヤに接触させて回す道具があったなあと思い出してしまいました。一般の車にフィードバックされるのでしょうか。


慣性といえば、ターボチャージャーのブローオフバルブなんかもそうですかね。アクセルを緩めて排気エネルギーが少なくなったときに、加給側の空気圧を逃がしてやることにより、タービンを空転状態にして回転を維持し、再びアクセルを踏んで排気エネルギーが発生した時に、速やかに加給ができるわけです。

ターボチャージャーエンジンは吸気と排気がニワトリとたまごですから、どっちかにきっかけをつくってあげればいいわけです。

よく改造したインプレッサなんかが、ギアチェンジの度に「プシュッ、プシュッ」といってるのを聞いたことはないでしょうか?あれです。


それにしても、加給するのに排気エネルギーを使うなんて発想はすごいと思います。車のエンジンで使っていないエネルギーは何か?エンジンの力で直接タービンを回すスーパーチャージャーは自分の足を食べるタコみたいなものですからね。

この発想は、方向を変えれば絶対エコに役立つと思うのですが・・・


話はどんどん変わってしまいますが、ちょっと考えると慣性のコントロールっていろんなところでしていますよね。MTBライディングなんて、最たるものです。

登り返しのある急な下り坂のボトムで自転車を押してやると、加速して登ります。BMXのPUSHという技ですが、クロカンの選手も使っているみたい。フルサスで前後ロックアウトできるレバーがハンドルについているバイクがありますが、正にこの瞬間に使うそうです。サスが動くとPUSHが吸収されてしまいますからね。


それからコーナリング、ブレーキ、ジャンプ・・・自転車って漕ぐ力のコントロールだけではなく、面白いと感じる部分て実は慣性のコントロールなのでは?

タイヤの回転によるジャイロ効果、フレームのしなり・・・速く走るためにも慣性が関係していますね。

まあたまにはこんなことを考えながら走っても面白いかも。