みんなで社会は変えられる! -31ページ目

みんなで社会は変えられる!

いまの経済や教育はなんかへん。
小さなことから経済や教育をワクワクに変えていくために
日々発見したことやできることを考えていきたいと思います。

降りていく生き方 」という映画を観ました。

(友人に聞いていたので、楽しみにしていて見たからでしょうか

ちょっと拍子抜けしてしまった感じで、次の展開が読めてしまうから、普通の映画というよりもドキュメンタリーと思って見たらよかったと思いました。)


でも、二年前につくられたというこの映画のメッセージは、震災後の今の日本にもちょうどいいので一度見たらとおススメです。

物質の豊かさよりも心の豊かさを得る事が大事。


昇っていこうとしても、昇るところはない」と、

確かに今の日本や世界の景気低迷や将来に対する不安、日本復興のシナリオ不足など問題だらけで・・。


今日、民主党の代表に就任が決まった野田さんを中心に、日本全体がこれから「降りていく生き方」のように、人や自然とのつながりや価値観の大転換をすることができれば、日本も人間も新しい生き方ができると思います。


野中さんの就任が決まったときの挨拶で「もうノーサイドにしましょう」と言ったことが印象的でした。

これまで民主党が内部で戦ってきたことや選挙戦で戦った5人候補者やその支持者たちに、その垣根をなくして(フラットで)一人ひとりが十分に力を出して合ってやっていきましょうという旨、語っていました。


そのフラットさ、柔軟性があれば今度は一丸となって、変化をつくっていくことができると思います。


そのためにはちょっとした変化ではなく、雷に打たれたようなショックが必要かもしれません。


価値観が変わるというのは、大きなショックを受け入れるということで、個人個人がその覚悟がないと、政治家や財界のリーダーがやってくれれば従います、というものでは本当のパワーが出ないと思います。


民主党にもがんばってもらいたいですが、期待や批判をするだけでなく、私たち一人ひとりが主体的に降りていくことで生き方が変わり、社会も変えることができるのではないでしょうか。


男性の中にも、家族を持つことを経済的に「メリットがない」「経済的に重い」と感じる30代が増えている。結婚情報サービスなどのアンケートを見ると、7割の男性が女性にも結婚後も働いてほしいと思っている。


働く女性は、現在の生活のレベルを落とす結婚に魅力を感じない。となれば、女性がフルタイムで働き続けながら、結婚、出産をしていく「平成型男女共同参画結婚モデル」しかありえないのだと、婚活という言葉を山田さんと提唱した白川桃子さんは言います。


少子化は大きな問題で、結婚と「雇用」機会の創出は同時に必要だというわけです。

確かにそうした半面、もっと大事なことがあります。


人間はみな未熟で不完全だから、パートナーを探して完全になろうとするけれど、パートナーを相手に求めた時に不満が起きます。

相手は必ずといっていいほど、思い通りにならないからです。


一緒になっても離婚することになってしまうか、結婚をあきらめてしまうか、

つい先日も妻子をバラバラにして一斗缶に詰めた事件が発覚していますが、最愛のはずのパートナーが最悪に変わることになりかねない。


まず自分がもう一人の自分自身(パートナー)と結婚すること(人間完成あるいはしながら)で、対称性のバランスが取れて安定する。その自分が相手と結婚することで、思い通りになる生き方ができると聞きました。

これは結婚に限ったことではなくなります。


お金や仕事などの条件以上に大事なのが、本来の自分自身(パートナー)との出会い「心の安定」なのでしょう。その自分が相手を探すことで、深い信頼関係を築くことができる。


人間はここまで進化し続けてきたからこそ、今までとは違う関係性を築きたいし、飛躍的な進化で新しい関係性を築くときにきていると思います。


パートナシップは、まずもう一人の自分自身と出会い、そして相手と出会うことで結婚のイメージさえも変わっていくと思います。

そんな婚活がブームになれば個人も社会も変わるでしょう。

あまりにも共感する記事だったので全文転載します。


石井裕(MITメディアラボ副所長)――独創、協創、競創が大事、屈辱感がエネルギーになる

《世界で活躍する研究者の条件》東洋経済インタビュー2011/8/25


 「無国籍、グローバル、知的集約的、しかも実績主義」なのが研究者。欧米の一流大学では、それが徹底している。トップレベルの研究者に、世界で活躍する条件を聞いた。


――研究者として生き残るための条件は何ですか。


 いちばん大事なのは「独創」。新しい価値を生み出すための飛躍がなければならない。ただし真空地帯からは何も生まれない。既存の知識やアイデアを、新しい視点と方法で組み合わせることによって、オリジナルな価値が出てくる。


 二つ目が「協創」。会社組織、学校などでは、人々が力を合わせることで初めて大きなことをなしうる。ある分野の専門家だけで集まるのではなく、アート、デザイン、サイエンス、エンジニアリング、ビジネスなど違った角度から光を当てると、気づきやひらめきを得られる。


 三つ目は、「競創」。周りと仲良くワイワイと研究するのもいいが、それだけではダメ。進歩を生むのは、健全な競争と、切磋琢磨し合いながら互いを成長させる緊張感だ。


――個人としてはどのような力が求められますか?


 「出杭力」「道程力」「造山力」の三つ。人と違うことをやるのは勇気がいる。出る杭を嫌い、釘を打ちつけてしまう組織もある。ただ、出すぎた杭は打たれない。中途半端に出ず、徹底的に出る力が「出杭力」。


 「道程力」とは、誰もいない原野に一人分け入って新しい道を造り、その道を孤独に耐えて全力疾走する力。すでに存在する100メートルのトラックを誰がより速く走るのかを競うのは真の競争ではない。


三つ目が「造山力」。1995年に私がMIT(マサチューセッツ工科大学)を選んだのは、頂が雲に隠れて見えない高い山だったから。でもそれは幻想だったと後で思い知った。山など初めから存在しなかった。海抜ゼロメートルから新しい山を造り上げ、世界初登頂をすること。新分野をゼロから作る「造山力」こそが、MITで生き残るための条件だった。


――ただ、出すぎた杭になるまでにはつらい日々が続きます。
 
 エネルギー源となるのは「屈辱感」。研究を始めたばかりの時は誰でも無名で誰にも相手にしてもらえない。その悔しさを、いつか見てろという前に進むエネルギーに変換する。屈辱感を胸にため、人より何倍も努力するエネルギーにする。


 次に「飢餓感」。シベリアの強制収容所で地獄を見た私の父は、魚を骨以外、目玉も内臓も全部食べる。目の前のものが食べられるかどうか0・5秒で見極め、次の0・5秒で食らいついている。研究者にも、目の前の面白い素材やアイデアに即、食らいつく飢餓感が欠かせない。


 最後は「孤高感」。真にクリエーティブなことをやると周りに理解してもらえない。論文も通らず、研究資金も来なくなり、厳しい孤独感を経験する。それでも、そういう状況に行き着くことを目標とすべきだ。


いしい・ひろし
1956年生まれ、北大大学院修士修了。電電公社を経てMITに。手でデジタル情報に触って操作できる「タンジブル・ビット」の提唱者。

人間は、すべてを賭けて生きられるものを探しているんですね。