昨日たまたま偶然見たフジTVの「サイエンスミステリー」という番組がとても面白かったです。
所ジョージさん司会の特集だったので、見た方は結構いるのではないかと思います。
その中の後半部分で、「あなたの見ているこの現実は果たして現実なのか、人と同じものを見ているのか」という内容で、人間の脳が目の前の現実をどう認識しているのか、コンピュータグラフックで再現した映像が映しだされて驚きました。
目から入った情報はほとんど抽象で、脳が補完しながらクッキリと映像化させている仕組みは、脳の認識のメカニズムを専門に学んでいるので知っていましたが、これほど抽象な映像だったのかと思いました。
これは、人ははっきりとした映像にする過程で自分の経験や記憶イメージを使って、「自分の見たいように見ている」
と言うことは、人はみんな同じものを見ているわけではないということです。
(まぁかなり大雑把にいったら同じようなものをみている)
なのに同じものを見ていると思いこんで人とコミュニケーションしているわけですね。
脳の認識の仕組みを知ると、私たちは曖昧な情報を得ている割には、これはこうだと決めつけて思い込みでモノをみたり、観念をつくっていってしまっているなと思います。
固定観念とよく言われますが、思考が固くなると新しい発想が出にくくなるし、人のことも理解する(立場チェンジ)ことが難しくなってきます。
随分前に、固定観念をどうしたらやわらかくすることができるのか、と真剣に考えていたことがありますが、
今見ている目の前の「現実とは何か」を追求することと、固定観念はつながっているので、
こうした脳の認識の仕組み(脳のクセ)を理解すること、当たり前と思っていることこそ疑ってみるということはとても重要だとあたらめて思います。