わが母校、大館鳳鳴高校には格闘技同好会なるものが存在した。
活動的にはほとんどなにもない。
ただのプロレス好きの三人がいただけである。
よく集まってプロレス談義をした。
高校卒業後、3人は上京。
そして、それぞれの道へ。
一人はプロレスラー。
一人は東京スポーツプロレス担当。
一人は地元の親の会社へ。
東スポに入った友とは、仕事絡みで会うことも多く、プライベートで良く飲んだ。
地元に帰った友とは、地元に帰ると必ず会った。
東京で整骨院を開業した日、第一号の患者はこの2人だった。
時を経て、
東京にいた一人の友が、半身不随で車椅子生活となった。
仕事も退職し、実家へと帰って行った。
その後、何度か会ったが、いつしか会う機会も少なくなった。
今回の地元、大館でのイベント。
実行委員会の中心人物は、プロレス好き仲間だったあの3人のうちの一人。
ある意味でこのイベントは僕の凱旋。
そこに込められたメッセージ。
どうしても、車椅子となったもう一人の友に来てもらいたい。
このイベントは、あの頃からの流れの上にあるような気がしてならなかったのだ。
あの高校時代のプロレスごっこの頃からの。
3人が揃う必要がある。
東スポ時代の同期も来てくれた。
そして、彼は会場に来た。
残念ながら、僕は出番前で会うことはかなわなかったが、かつての同期とゆっくり話は出来たようだ。
このイベントの日、同じ会場に揃うことが出来た3人。
あの頃の続きに、僕たちは生きている。

FIGHTING AID大館に込められたもう一つの思いがここにある。
みんな、それぞれのあの頃の続きに生きている。
友よ、
まだまだ続けようじゃないか。
人生を、
夢を。