繰り返しになるが、公式なデーターの裏には、認められなかったデーターが数多く存在する。
彼らの声は、時にドキュメンタリーや書籍として取り上げられることもあるが、多くは闇に潜む。
特に保障問題がからむときは裁判で認められることは少ない。
医療問題は時に、専門の研究者よりも町医者の声に真実の多くがあることもある。
以上を踏まえてこれをどうみるか。
英ガーディアンJohn Vidal氏による論説記事を紹介しているブログより。
http://masahirono.seesaa.net/article/193901894.html?1301760086
一部翻訳を抜粋します。(全文はリンク先を見て下さい)
私はむしろロシア科学アカデミー会員で、ゴルバチョフ大統領のアドバイザーであったアレクセイ・ヤブロコフ(注4)の言葉のほうを好む。「もしあなたが(放射線による)『直ちに害はない』という言葉を聞いたなら、出来る限り遠くに、出来るだけ早く逃げるべきだ。」
5年前、私はウクライナとベラルーシ国境にある、まだ高度に汚染された地域を訪れたことがある。そこには、1986年4月26日にチェルノブイリからの放射性煙が降下した。私は、主席科学者のジョン・ベッディントン(注5)やジョージ・モンビオ(注6)のような環境主義者やそのほか放射線の危険性を軽視している評論家たちに対して、あの大きな原発事故の影響のもとにとりのこされている医師、科学者、母親、子供、そして村民と話してみろといいたい。
それは残酷だった。私たちは、病院から病院へと、汚染された村から村へと渡り歩いた(注7)。私たちは病棟で、奇形で、遺伝的に変異した赤ん坊たちを見つけた。家でみじめな病気を煩っている子供を見つけた。成長障害で小人症の胴体をもつ青年たちをみた。足や指がない胎児を見つけた。そして、村民達は、かれらの家族は全員が病気を抱えていると言った。
これは事故から20年後のことであったが、私たちは、稀な骨癌患者が集団発生しているとも聞いた。ひとりの医師は、涙を流しながら、その同じ地域で、3人に一人の妊娠が奇形であり、免疫・内分泌系の病気をかかえた患者を前に精神的に押しつぶされそうだともいう。他のものは、この最も汚染された地域から遠く離れたところで、母親の母乳からセシウムとストロンチウムがいまだに検出され、食物連鎖中にまだ多量の放射性物質があるという.村々は、「チェルノブイリのネックレス」(甲状腺癌の印、注8)はあまりに普通にみかけるため目立ちさえしない。そして多くの者が早期老化の兆候を示していた。
この大災害に直接取り組んだ医師と科学者たちは、国連国際原子力機関(IAEA)チェルノブイリ部会の「公的発表の」被害者数である、(直接的な)50人死亡と最終的な4000人の死亡は、侮辱的であり、ひどく単純化したものだと言った。ウクライナ放射線科学センターは、小児の死亡率が事故後20-30%増加したと見積もっていて、このデータが有名科学雑誌に載っていないという理由で国連に受理してもらえないと言った(注9)。
チェルノブイリからの放射線の影響について東ヨーロッパからの数千の研究があるが、そのうちほんの幾つかしか国連には受理されていない。そして、被害の全体数を評価するための国際研究はほんの少数しか行われてこなかった。研究結果は様々であり、原子放射線の影響についての国連科学委員会(注10)の研究では、57人の直接死亡と推定4千人の発癌という結果だが、核戦争防止国際医師会議(注11)によれば、甲状腺癌だけでも1万人以上が発病、さらに5万人にこれから影響がでてくると見られている。
さらに数字は大きくなる。緑の党欧州議会議員のための2006年報告書によれば、6万人もの死亡に因果関係が推測されるとした。グリーンピースは、52人の科学者の科学的証拠に基づいて、9万3千人の死亡と末期がん発症を引き起こし、おそらく将来この数に加えてさらに14万人が発症・死亡すると見積もられている(http://www.greenpeace.org/international/en/news/features/chernobyl-deaths-180406/)。他のデータでは、ロシア医科学アカデミーが2006年に21万2千人がチェルノブイリの直接的な影響で死亡したと宣言した。
2006年の終わりには、ヤブロコフとその二人の同僚により、事故後の世界的な出生数減少とがん患者の増加の要因として、98万5千人のひとびとがこれまでに死亡、環境が壊滅的打撃をうけてきた、という研究をニューヨーク科学アカデミー年報誌に発表した(http://www.nyas.org/Publications/Annals/Detail.aspx?cid=f3f3bd16-51ba-4d7b-a086-753f44b3bfc1)。こうした知見はWHOおよび産業界からはほぼ完全に無視されてきた。
そしてこのような内容に近いことを、NHKは2006年4月16日(日) 午後9時から9時49分の総合テレビ「汚された大地で~チェルノブイリ 20年後の真実~」でとりあげていたらしい。
今でもNHK ONLINEで見ることができるとのこと。
一方、福島原発の事故が起こった後、 NHK は「このくらいの放射線なら大丈夫だ」という放送を繰り返してきた。
もちろんこれらが真実かどうか調べる術は私にはない。
さて、どうとらえるか?
何が真実か?
ちなみに、ドイツ気象サービスでは、その日の放射線物質飛散シュミレーションを公表しています。
行動する際の参考にするとよいでしょう。
http://www.dwd.de/bvbw/generator/DWDWWW/Content/Oeffentlichkeit/KU/KUPK/Homepage/Aktuelles/Sonderbericht__Bild5,templateId=poster,property=poster.gif
世の中のお父さん、お母さん、悩むことでしょう。
くれぐれも自分の判断で行動し、将来、後悔しないような選択になることを願っています。