新日本プロレス合同練習。
デビュー目指して、猛練習中の練習生・渡辺に不運のアクシデント発生!
それはスパーリング中に起こった。
タックルをがぶられて、うかつにも手を着いてしまった。
うなる渡辺。
その場で症状から肘関節後方脱臼と判断。
すぐに整復にとりかかる。
今回とった整復法は、Roser整復法と脱臼近位部を直接引っ張る方法を交ぜたような形。
わりと簡単に整復を確認。
飯伏選手の肩脱臼のときもそうだったが、負傷直後はわりと整復しやすい。
時間が経つと、痛みで硬直するし、治りも悪くなってくる。
固定し落ち着いてから、骨折を合併していないか病院でX線検査。
幸いにも骨折はなし。
肘関節脱臼。
そのほとんどが後方脱臼として発生。
肘を伸ばして手を着いて起きることが多い。
肘関節脱臼は、とにかく腫れる。
あとは関節の可動域。
固まって可動域が悪くなったり、逆に関節がゆるくなったり。
固定期間とリハビリ開始のさじ加減が大事となる。
時間はけっこうかかる。
昔、高岩選手は、一週間で腕立て伏せを始めていた。
恐るべきプロレスラー。
ただし、これは例外中の例外。
普通はちゃんと段階踏んでトレーニングしないとだめです。
起きてしまったことはしょうがない。
ケガの原因を把握して、同じような原因をつくらないようにする。
身体を回復させる。
この機会に他の部位を鍛える。
練習できない時間で何か勉強、身につける。
ケガをしても出来ることはいっぱいある、やることはいっぱいある。