こんばんは、B.T.です。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
ただいま三重に帰省中です。
私の故郷はかなりの田舎ですが、コロナが落ち着いた今は周囲の人々の目線を気にすること無く気楽に帰れるようになりました。
実はこのタイミングを狙ってしばらく前から挑戦したい種がありました。瓢箪坊主さんに相談に乗ってもらい情報も得てトライです。
前夜21時に東京を出て未明にポイントに到着。
準備をして歩き始めると東の空に日が登り始めました。
中々の採集日和で期待に胸が躍ります。
マップであらかじめポイントと定めていた斜面に入って行くと早速ありました。
生息しているのは確実なようです。
瓢箪坊主さんに教えてもらって新規導入した秘密兵器で材を削っていくと出ました。
初令の幼虫です。
流石にこれではターゲットかどうかわかりません。
なんとか成虫が欲しい!
これくらいの細い材を見つけてはポキポキ折っていくと…。
一頭。
また一頭。
幼虫は次々と出ました。
どうやら普段歩いているエリアより相当濃い場所のようです。
そして、遂に出ました!
この虫です。
同定してみないと私には全然分かりませんが、可能性は次の二つ。
1)キイニセコルリ
2)キンキコルリ
採取した標高から推してキイニセコルリの可能性が1番高いです。
今回のメインターゲットです!
どちらにしても、いつも採取しているトウカイコルリとは違う種なので、初採取成功のようです。
やったー!(笑)
同定は後日さる秘密機関に依頼予定です。(笑)
そして一番驚いたのがこれ。
普通ならオオルリ(普通のルリクワガタ)が入るような大きくて太い材からもコルリ系の成虫が出ました。
この地方は日本でも有数の降雨地帯。
落ちている材のほとんどがぐっしょり濡れておりコルリ系が好む材なので、生息に適しているのでしょうか?
結局、6時間ほど夢中になって採集しておりました。ルリ属だけの採集をこんなに楽しく熱中してできたのは初めてかもしれません。
帰りがけには山裾から湧き上がってくる雨雲が下界の景色を遮り始め、湿潤環境を維持している気候を肌で感じることができました。
さて、帰省期間中にはもう一度、別のポイントを訪れる予定です。
もうちょっと楽しんでから東京に帰ります。
でわでわ!











