こんばんは、B.T.です。
いつも読んでいただきありがとうございます。



10回行くと言ったオオクワの樹液採集、休みが少ない中でもなんとか行っています。



【 第五回 7月16日 】
この日は帰省からの帰り道のついでに寄ってみました。

梅雨明けの空は吸い込まれそうになるくらい気持ちよかったです。

気分は良いですが、こうなると昼間の山歩きはきついです。気温がうなぎ登りで補水無しでは100%熱中症になるような中、6時間くらいは歩きました。

なのにクワガタはスジやコクワくらいしか確認出来ず、シーズンのノコやカブトすらおらず…。


唯一の慰めはオオムラサキ。

実物をこんなにしっかり観察するのは初めてでした。
畑の脇の小屋で、梅雨の雨で湿った建物の木の部分から水を吸っているようでした。



【 第六回 7月21日 】
前日にのりちゃんさんと高山へ出掛けたので、連日の出撃でした。


この日は家の事情で早く帰宅しないと行けなかったので朝6時前にはポイント到着。



樹々の樹液の状態は今までで一番いい感じに。
梅雨にしっかり雨が降ってからの天候の回復で、気温が上がり発酵も進んでいるようです。

森のどの木も匂いで虫を呼んでいるようでした。
カナブンばっかりですが…。



今年初の水牛のシルエット。


試しにネットを使ってみるとあっさりと。


大きく感じたので一応簡単に測ってみたら自己記録タイの66mmでした。(^.^)




そろそろ帰宅しなければならない時間となり、行きに見た木を一つひとつ再確認しながら戻っていると、



!!!!



先程は何も居なかった木の穴の入り口にやや大きめのクワガタのシルエットが!


ゆっくり近づいて

右手に掻き出し棒を用意

薄暗いので左手でライトを持って


そぉっと…そぉっと…



…そぉっーーと







ロック!!



ロックした状態でよく見ると、

いや、

よく見なくても間違いない!

オオクワのメスのお尻!


勝利を確信したので先ずは上の写真を撮りました。
ピンぼけなのは気持ちが焦っていた証拠です。

写真を撮り終えて、カメラをバッグにしまい、2本目の掻き出し棒で強固なロックをかけました。

いよいよ勝利を確認して、弱い掛かりの1本目から掻き出し用の3本目にチェンジを…


とした瞬間に私にスキが生まれました。


掛けたままになっているはずの2本目の掻き出し棒の脇をすり抜けてオオクワは数ミリ中へ…



やばい!



先程までの勝利の確信は粉々に砕け、強い緊張感が襲います。

掛け替えるつもりの3本目を捨て、元の1本目に戻し再度ロックを試みようとするも、メスの脇にはほとんど空間がなく無理に挿入するとメスを押し込むことになる。



どうするか…。



ほんの1、2秒悩んでいるスキに


アワワ!!



入っちゃった〜〜
ガーン



さっきまで見えていたオオクワのお尻が、スッポリと穴の中へ消えていきました…。



でも、この時点ではまだ私はそんなに焦っていませんでした。オオクワが入って行った穴は小さく、底は浅そうに思えた…けど…


深〜い!

掻き出し棒を
全部飲み込んじゃったぁ!

う、う、うぉーーーっ!



私は呆然として穴を見つめていました。
諦めきれずしばらく穴の中を探りましたが、それらしい感覚は触れません。

こんな時ですよね、メクレやウロを破壊してでもムシを取り出したくなる時は。


車に戻って
材割り道具を持って来れば
何とかなるか…。


こんな悪魔の囁きを無視して、その木の前で再びオオクワが出てこないかと1時間近く蚊に刺されながら立っておりました。

帰宅時間を大きくオーバーしてもなんの気配も無く、最後にもう一度穴の中を探って感触が絶えてない事を確認してこの日はポイントをあとにしました。




メスだけど初めての樹液採集に失敗しちゃった。

悔しいけど、くよくよ悔やんではいません。それより感謝の気持ちが湧いてきています。自分にも樹液でオオクワとバトルする機会が与えられた事が嬉しくて仕方がありません。

もちろんリベンジはするつもりですが、しばらく休みもないのでまた会えるかどうか。



そんなこんなで、次も頑張ります♪

でわでわ。