こんばんは、B.T.です。
いつも読んでいただいてありがとうございます。



奄美大島遠征記を上げ終わったばかりですが、持ち帰った虫を観察しているとおかしな事に気がつきました。


採集初日の成果として上げた上の写真。

スジブト10頭、アマヒラ2頭、アマノコ1頭とカウントしました。



ですが、1番左下の個体。

その時も少し違和感を覚えたのを記憶しています。
が、スジブトばかり採れたポイントでの採取だったので疑う事なくスジブトのメスと思い込んでいました。


自宅で一頭一頭計測しながらラベルを作っている時に再び強い違和感を感じました。


この子ですが???
いかがでしょう。



ちょっと前肢の脛節の湾曲が強く太い。
前翅のスジがやや薄い。
前胸背板と前翅の間に切れ込みがなく一体感のある丸いフォルム。


ほぼ同サイズの他のスジブトメスと比較すると上記の差異がハッキリします。


やはりこの子は、


アマミノコの
メス!


今回の遠征で採取した普通種で唯一採れていないと思っていたアマノコのメスでした!

嬉しい同定ミス!(^○^)

これで、スジブト、アマヒラ、アマノコを雌雄のペアで採れた事になりました。


ラッキーーー!


でわでわ。