こんばんは、B.T.です。
いつも読んでいただきありがとうございます。


高山種採集は、4月に行って2019年シーズンはラストか?と思ったのですが、もう一回のりちゃんさんに連れて行ってもらいました。


のりちゃんさんと随分お会いしていないから、どこかにご一緒したかったのもありますが、南会津で不調だったアカアシやヒメオオのリベンジをしたかったのもあります。


現地には9時ごろに到着。


前日までの雨が残るかと心配しましたが、空は気持ち良く晴れていました。


開始早々のこと。

のりちゃんさんはヤナギからアカアシを2頭ゲット!
二人揃ってテンションが上がりました。


私は今年アカアシが採れていないので頑張ってヤナギの枝を見て回りましたが、全然見つかりません。


枝のルッキングに飽きた私は、とあるヤナギのポイントに分け入って蹴り始めました。


でも、落ちてくるのは葉っぱだけ…。_| ̄|○


そんな時、一つのヤナギが目を引きました。


その木は太い腕くらいの木で、同じような太さの松とクロスしてました。平地の木でクワガタを探す時って、木と木が重なった所にできるウロって結構ポイントじゃないですか?


しかし暗い林の中で、しかも逆光になっているため、そのクロスしている部分は真っ暗で何も見えませんでした。




怪しい…。





もしかしたらアカアシも同じような所にいるかも?


高山種の行動パターンとしてはあり得ないと思ったのですが、念のために携帯のライトを点けて写真を撮ると…







何かいる!
(この写真は後で明るさを調整して見やすくしました)



41mmほどのヒメオオのオスでした。

探していたアカアシではありませんでしたが、今年はオスが採れていなかったので嬉しかったです…



この時は…。



ルッキングは3時間近くやりましたがスタートが良かった割に追加が出なかったので、この後はのりちゃんさんのつぎのターゲットであるルリ探しにシフトしました。


過去に実績のある朽木には気配が無く、産卵痕を求めて歩きましたが中々見つかりません。


そんな中、のりちゃんさんが奇跡のようにオニクワガタを古い朽木で見つけました。大きな個体で顎がいかつく反り上がっていました。
(写真はのりちゃんさんのブログを参照して下さい)


私はと言うと、

こんな倒木が気になってきつい斜面を降りて行きました。


手前に見える部分が赤枯れています。


端っこを崩すと小さな食痕が無数に現れました。


初めはムカデか雑虫かなと思ったのですが、


剥がした側の破片を見るとクワガタの食痕のようにも見えました。


心を決めて崩していくと、


出ました。


写真では分かりにくいですが、大きさはコクワの2令くらいの幼虫です。


このエリアで赤枯れから出てくるこのサイズの幼虫といえば、



ミヤマツヤハダクワガタ
です!


初めての採取ではありませんが、自分で見つけた朽木から出したのは初めてです。


この木から2令、3令混ぜて8頭ほどの幼虫を得ました。


何かピンとくるものがあって、別の赤枯れにもトライすると、


さらに2頭のミヤマツヤハダを得ることができました。


欲しいと思っていた幼虫ではありませんが、自己採取が出来たので、ホクホクとした気持ちに。(^^)













ところが!
















先程採取したばかりの
ヒメオオが
★に!





なんと!
迂闊にも車に残したまま3時間近く斜面を歩き回っていたのです!

その間に車には直射日光が当たるようになっており車内の温度上昇を招いてしまいました。

実は斜面を歩いている時から「もしや」という思いがありましたが、ドアを開けた瞬間、モワッとした熱い空気が流れ出し、




やっちまった!



ことがわかりました。

ケースの中のヒメオオはぐたっ!として全く動かなくなっておりました。急いで冷やしてあげるも後の祭り。完全に★になっておりました。

ヒメオオは30度でも長時間は耐えられないと思いますが、おそらく車内の温度は40度を超えていたものと思われます。

普段、飼育していても人間の体温にさえ耐えられないだろうと思い、手に持つこともほとんどしないように気をつけています。

なのに、魔がさしたと言うか、何というか。

ミヤマツヤハダの幼虫を採取した喜びは消し飛んでしまいました。


意気消沈する私にのりちゃんさんが慰めの言葉をかけてくれましたが、自由に生きていた虫を捕まえてすぐに殺してしまった罪悪感は消えません。


帰りに食べたいつもの味噌ラーメンは美味しかったけど、塩っぱかったこと。


今回はヒメオオの命と引き換えに辛い勉強をさせてもらいました。


採集自体は楽しかったのにミソをつけてしまってのりちゃんさんには申し訳なく思います。どうか、これに懲りずまた連れて行ってくださいね!のりちゃんさん!



でわでわ。