こんにちは、B.T.です。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
台風21号が過ぎ去ったと思ったら北海道の地震。
このところ酷い災害が続いておりますね。
もう、日本はどうなっているのでしょう?
お亡くなりになった方もいらっしゃるということ。心よりご冥福をお祈りします。安否確認と必死の救出活動の報道がなされてますが、どうか無事の確認が出来ますように。
さて、そんな最中申し訳ないと思いますが、今年最後の呑気な遠征記事です。
南会津。
この心踊る地名。5日よりまた出かけておりました。
元々8月の初旬に予定しておりましたが、家族内のバタバタで中止しておりました。今回なんとか日程を再調節することができたので行って来ました。
今回はなんと!
のりちゃんさん無し!
一人で行ってきました!
(大汗!)
・・・というわけではなく、
古い友人S氏と二人で行ってきました。(^_^ゞ
このS氏の同行は半年ほど前からのりちゃんさんに打診し、同意をもらってます。
このS氏は大人になった私にクワガタ採集の面白さを再認識させてくれて、クワガタにはまっていくきっかけを作った人です。ただし、普通種の採取経験しか無く外灯採集の経験はほとんどないそうです。ましてや高地での採集は未知の世界。
こんな彼とオオ、ヒメオオの採集に挑戦です。
オオはシーズン的に厳しい事は同氏に説明してあり、今回は南会津での採集体験の意味合いが大きいです。
しかし、せっかく行くんです!
何としても成果を出したいものです!
【 1日目 】
前回、ヒメオオポイントまでの道で大型のヒメオオを拾えたので今回も狙いましたが、この日はそれらしいものは見当たらず。(-_-)
ポイントには午前10時半頃に到着しました。
台風一過の抜けるような青空の下、山の道を歩き始めます。強風により山が荒れているかと予想しておりましたが、こちらでは大した影響はなかったようです。
チョウが舞うヤナギでS氏が怪しいシルエットを見つけ、継ぎ足しアミで挑戦するも落下。(>_<)
山の澄んだ空気を吸っているだけで日頃のストレスが雲散霧消です。
ヒメオオはハイシーズンですから、ライバルも2組みほどいましたが、気持ちのいい方々で笑顔で挨拶し楽しく情報交換しました。
3時間ほど成果なく歩き回って、そろそろ切り上げようとしていた時です。
この厚みのあるシルエットは!
落下しないように私が脇からアミを持って、そっと近づきました。
枝の下にアミを差入れ終わってガッチリガードしてからS氏が別方向からアプローチ・・・。
両手でガシッ・・・掴み取りました!
34mmの中型個体です。
顎の周りに木屑がついてます。落下しなかったのは樹皮を必死でかじっていたからのようです。
これでボーズを免れました。(^_^ゞ
この後、休息と入浴のため道の駅まで降りました。
しっかり気持ちを切り替えた後、早めに外灯ポイントに向かいました。
台風の後の南風が入り込んだ事で湿度もあります。
9月としてはかなり条件が良いと思いました。
17:50、点灯。
しかし、虫の飛びは良くありません。
9月だからか?
ノコ、コクワ、スジ?、アカアシなどはポツポツ拾えましたが、本命が来ません。(/ _ ; )
コクワかと思いましたが、今写真を見たらスジかな?
20mmくらいのメスです。
46mmありました。
でっかいアカアシってかっこいい!!!
正直羨ましかったっス!(^_^ゞ
29.8mm。(-_-)
この日はこれでおしまい。
かなり寂しい結果となりましたが、2日目に期待して休むことにしました。(-_-)
【 2日目 】
2日目もヒメオオを狙って山へ。
「そうそう、前はこの辺でヒメオオ拾ったんだ。」
などと自慢げに話しながら車を転がしていました。
と、道に黒いものが!
いたっ!
道のセンターライン付近。
私は車を停めてドアを開けて拾い上げました。
ぱっと見でヒメオオと判断し隣に座るS氏に渡し、すぐにスタート。
しかし、S氏が「この子、車に轢かれてるよ」と。
よく見てみると確かに前翅の後ろのあたりが割れています。しかし、元気なのでリリースするよりはとキープしました。
その後、S氏がなんと!30mm前半のメスと37mmのメスを拾いました。彼は相当目がいいです。私が見逃したヒメオオをしっかり発見してくれました。
ここまでですでにヒメオオ3頭!
幸先の良いスタートに二人してテンションがうなぎのぼり。
入り口にはチェーンがしてあり、看板には「関係車以外通行禁止」の看板が。
手前の路肩に車を停めて準備していると、別の車がやって来ました。大きなアミを持った30代くらいの男性です。
「お早うございます」
「・・・」
聞こえなかったかな?
「おはようございます!」
「・・・」
「おはようございます!!」
「おは ござ モニョ・・・」
無視してた・・・なんか、感じ悪ぅ!(`_´)
ろくにこちらを見もしないでそそくさと準備して林道を駆け上がっていきました。
感じは悪いけど、この人真剣です。
のんびりと物見遊山な我々とは違うオーラを感じます。私も火が付きました。ササっと準備を済ませて出発です。
ここはたくさんの採集者がやって来るところ。
ポイントの木も開拓され尽くされてます。少しくらい藪漕ぎで中に入っていってもそこらじゅう踏み跡だらけ。
先行者があればヒメオオの発見は相当厳しいのがわかりました。
入り口で会った彼が言葉を交わす暇を惜しんで急ぎ上がっていったのもうなずけます。
とにかく初めての場所なので私たちは景色や美味しい空気、植生の様子を眺めながら1時間以上かけて歩いて上がって行きました。中々クワガタを発見できませんが景色が心を癒してくれます。
ところが!
上の方から車のエンジン音が!
上の方から中年の男性が乗った車が下りて来ました。積んでいる荷物から採集者と思われます。明らかに関係車両ではありません。
その中年の男性は私達を睨むように眺めて挨拶をすることもなく林道を下っていきました。
こんなルールアウトをしている人がいたら敵いません!
ここまで上げ上げで来た気分がすっかり下がってしまいました。ヤナギを見る気持ちも萎えてしまったので、私たちはゆっくり下山をはじめました。
するとまたもや林道を白いミニバンが上がって来るのに出会いました。30代くらいの男性が乗っています。
連れのS氏が話しかけました。
「入り口の看板をみませんでしたか。ここは車乗り入れ禁止みたいですよ。」
「え、そうなんですか?すみません。」
林道に入って来るためには車から降りてチェーンを外さなくてはなず、うっかり入って来ることはありえません。明らかに意識的に入ってきたと思われます。
この男性は一旦上に上に上がっていきましたが、すぐに下りてきて帰って行きました。
しばらくすると、下で声をかけたはじめの30代の男性が上から急ぎ下りて来ました。
「お疲れ様です。採れましたか?」
「いや、全然です。」
と答えてから、堰を切ったように話しはじめました。
実は上で車に乗った中年の採集者に会ったこと、その人に車乗り入れの事について注意した事、すると逆ギレされて口論のようになり、採取する気分ではなくなってしまい下りて来てしまったと話されました。
私達も2台見かけたこと。後から上がってきた車の人には注意した事などを話しました。
私たちも、この30代の男性も下に車を停めて歩きで上がって来たわけです。決められたルールを守って採集を楽しもうとしていました。
しかし一部、だと思いたいですが、ルールを無視する採集者の存在は採集の全面禁止を招く可能性なども心配されます。そんなことを話し合い、互いにエールを送りあって別れました。
私たちはビギナーで新参者ですが、その私たちですらこの林道の将来を憂えてしまいます。古参の採集者さんで、もしルールアウトするのが「普通」とか「みんなやってるし」とか思っている人がいるならどうか考えを改めてもらいたい、そんな風に思いました。
心が折れてしまった私たちは、夜に備えて山を後にしました。
そして、2日目の夜。
実は私たちがこのポイントに到着して約1分後、別の採集者が現れました。私たちが外灯のチェックを始めると移動して行きました。
この外灯の元でしばらく張り付くことに。
30分くらい経過した頃です。
パチンッ!
明かりに向かって立っている私の背中に何が当たりました。
36mmくらいでした。
ようやくまともなサイズのアカアシをゲット出来て嬉しかったのですが、肝心のターゲットが飛来する気配がありません。
さらに30分くらい様子を見ましたが、他の甲虫もくる様子もないためこのポイントに見切りをつけ移動開始です。
この日は最終日。ギリギリ22時まで外灯を回った後、そのまま東京に帰る強行軍です。
とにかく時間が無いため、ドンドン外灯を回って行きました。しかし、時間もドンドン過ぎて行きます。
とにかく時間との競争でした。
ライバルの姿も散見される中車を飛ばしました。
1番遠くのポイントについて見て回った時には21時30分を過ぎておりました。
これで時間切れ。
めぼしい飛来もなく、南会津の夜は終わりました。
【 今回の成果 】
ヒメオオ:メス 4頭
アカアシ:オス 4頭
ノコ、コクワ、スジ?:ぼちぼち
オオクワ ゲットならず。
不甲斐なくものりちゃんさんから託されたポイントを活かすことができませんでした。残念な結果でしたが、これが私の今の力だと思います。来年またこの地に来ることを心に誓って南会津を後にしました。
これで、今シーズンの遠征、採集は全て終わりにします。近くのポイントはぼちぼち回るかもしれませんが、スズメバチの活発なこの時期は、鋭気を養い、新たな情報の収集を行い、次の行動を練っていきたいと思います。
でわでわ!(^o^)













