今年もこの時期がやってきました。
私たち日本人が、戦争の悲惨さや平和の尊さを胸に刻むべき終戦の時期ですね。
私たちが今こうして平和で豊かな生活を送れているのは、先の大戦で散華された多くの尊い英霊の犠牲の上に成り立っていることを決して忘れてはいけません。
今年はコロナの影響で、参列者の数は大幅に制限されましたが、今年も広島と長崎で平和式典が催されました。
この広島の平和式典のニュースを聞くたびに、私が以前からずっと不思議に思い、常に怒りの感情を抑えられないものがあります。
それは、広島の平和記念公園内にある原爆死没者慰霊碑の碑文です。
「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」
は?そもそも、日本語の文章として無茶苦茶ですね。主語がありません。これわざと書いてないって話らしいですが。
過ちを犯したのは誰?原子爆弾を落下させ多くの無辜の市民の犠牲を出した者でしょう。だったら、当然アメリカなわけですから、
繰り返しませぬから
ではなく、
繰り返させませぬから
と書くべきです。
こんなちんちくりんな日本語の碑文なんて書かれても、犠牲者の尊き御霊は安らかに眠れるはずありません。
こんな屈辱的な碑文は今すぐ撤去すべきではないでしょうか。この碑文論争は、設置当初からあったようですが、いまだに設置され続けているのは、日本政府の怠慢とすら考えています。
戦争下とはいえ、なんでもかんでもやっていいわけではありません。戦闘状態にあっても国際法は当然存在し、非戦闘員の殺戮はれっきとした国際法違反です。アメリカ政府は謝罪の一つもしないばかりか、戦争の早期終結に必要かつやむを得ない判断だったという、なんともあきれるレトリックまで出す始末。
そのアメリカに忖度しての碑文なのでしょうが、勝てば官軍負ければ賊軍の論理で勝者の言い分がまかり通ってしまうのが世の常でしょうか。
明らかに理不尽だと思われるようなことも、私も含めて多くの日本人は洗脳を受けていて、今その洗脳が解かれようとしている印象を受けます。
羽田野の好きな言葉に
信義の世界に欺詐多く、偽りの世界に真理多し
というものがあります。
ざっくり解釈すると、
我々が普段当たり前と考えているものの中に意外と欺瞞や不正が潜んでいて、我々があやしんでいるものの中にこそ真理が隠されている
ということになると思います。
普段、我々が常識と思っているものはマスコミはじめ歪曲された情報がニュースソースとなっていて彼らに都合の良い真実を我々に植え付けようとする恣意的なものであるとの思いを最近日に日に強く感じています。
この時期になると思い出すもう一つの大きな出来事
日航機墜落事故
もマスコミが決して報道しない隠ぺいされ歪曲された衝撃の事実があるのですが、これは次回のブログで書くことにします。
事実として知らされていたことのウラにとんでもない黒い闇が潜んでいる事件です。
まさに
信義の世界に欺詐多し
ですね。