前回はWGIPについて書くつもりにしていたのですが、やはりタイムリーな話題について書きたくなり急遽テーマを変更しました。

 

書きたくなったテーマは「インフレ」についてです。

 

なぜかというと、コロナが終わったら、一気にインフレが進む可能性があると考えていて、それに対する備えをみんなで今のうちに考えたいからです。

 

コロナ禍の状況下では、筆者も含めて経済が停滞してましたが、コロナ後に過剰に貨幣が流動することが予想されます。

 

貨幣流通量が過剰に流動すると、それがインフレ圧力になる(物価が上昇する)ことにつながります。

 

一般的に経済の成長局面の時は、インフレ傾向になるものですし、ゆるやかな物価上昇傾向はむしろ歓迎すべきだと考えています。

 

ここで私が恐れるのは、インフレカーブがあまりに急激に進み、いわゆるハイパーインフレの状態に陥ってしまうことです。

 

こうなったら、日本の経済は大混乱に陥り、間違いなく恐慌状態に陥ります。

 

滅多に起こることではありませんが、ならないという保証はありません。

 

過去にあったハイパーインフレで有名なのは、第一次世界大戦後ワイマール憲法下のドイツでしょう。

 

パンを買うために、リヤカーに紙幣をうず高く積んで運んでいる写真を見たことある方も多いのではないでしょうか?

 

その当時のドイツの物価上昇率は1兆倍にもなったという話です。想像できませんね。

 

その後ドイツがどうなったかは皆様のご存じの通り、ヒトラー台頭により、戦争に向かってまっしぐらでした。

 

最近ではエクアドルでも年率140万%の物価上昇という異常事態が起こり国民生活に壊滅的な打撃を与えました。

 

もし日本で同じことが起こったらと思うとぞっとしますよね。

 

だって、今100円のパンが来年の今頃には、14千万になってるってことですよ?

 

逆に言えば、今1億円の貯金を一生懸命貯めてたとしても来年はパン一個も買えないなんてこともありえるわけです。

 

そして、私の国ニッポンでも、そう遠くない過去にハイパーインフレに近い状況になったことがあります。

 

オイルショックという言葉を聞いたことありますか?

 

世のお母様方がスーパーにトイレットペーパーを買いにどっと押し寄せた、あれです。筆者の母も筆者をお腹に入れてスーパーを凄い形相で走り回ってたそうです。(しかも髪型がなぜかパンチパーマ)

 

今回のコロナ禍でトイレットペーパーを買いだめしている姿はまさにその時を彷彿とさせますよね。状況は非常に近いものがあります。

 

 

 

その時も狂乱物価といって物価が急上昇したのですが、それと近いことが起こる可能性があるわけです。

 

さらには、今の日本政府は国の借金の負担を減らすために意図的に緩やかなインフレに誘導する政策をとろうとしています。アベノミクスはまさにそれですよね。(財務省との軋轢などここにもお話したいことがあるんですが、割愛)

 

これらのことから、ハイパーとはいわないまでもインフレに世の中がシフトしていく可能性は高いとみています。

 

我々は過去の教訓に学び、現在の状況を注意深く洞察し、事前に対策をとっておく必要があると考えます。

 

筆者が考える最も効果的なインフレへの対策はズバリ

 

    外国通貨をもっておく

    通貨以外の金融資産(金、債券など)をもつ

    海外で資産を形成する

 

の3つです。

 

おそらく皆様のほとんどが預貯金の大半を日本円で行っているのではないでしょうか?それはインフレ経済時には不利に働きます。

 

私自身も自慢できる金額ではないですが、一定程度の日本円以外は、ドル、台湾元、中国人民元、香港ドルなどに分けて所有しています。(ほんっとに微々たる額ですが。写真以外にももう少しだけあります)

 

そうしておけば、日本円の価値が下がったとしても外貨比率が高ければ高いほど、被害は小さくなります。

 

理想的な円と外貨の保有割合は50%:50%といわれています。

 

また、外貨を海外の口座を作って預金していた場合、もう一つメリットがあります。それは外国銀行口座の金利の高さです。

 

日本の普通預金金利は0.01%程度ですが、例えばカンボジアなどの新興国では、67%の高金利の国もあります。

 

 

例えば、100万円を金利0.01%で預けた場合10年後は1,001,000円ですが、同じ金額100万円を金利6%で預けた場合10年後は1,790,848円になります。その差なんと約80万!

 

今はコロナの影響で渡航できておりませんが、当社オーナーのカンボジアネットワークを活用して現地での口座開設が可能です。こちらは最新情報が入り次第、お知らせいたします。

 

また、カンボジア、マレーシアでは不動産の購入もご紹介できます。高度経済成長の新興国特有の高いキャピタルゲインを得ることも可能ですので、ご興味ある方はお気軽にお尋ねください。こちらも当社オーナーの現地でのネットワークを活用して優良情報をお届けいたします!

 

 

自分が持っている資産を金融資産(現金、外貨、証券など)と現物資産(不動産)などバランスよく保有することをアセットアロケーションというのですが、これが資産形成の重要な要素の80%を占めるそうです。

つまり、アセットアロケーションさえできれば、リッチマンも夢じゃない!ということになります。

コロナのピンチをチャンスに変えて、

 

さあ、みんなでレッツアセットアロケーション!?