水曜日に新潟市のユナイテッドシネマで「白い暴動」という映画を観ました。⬇映画を見る前は、クラッシュ(イギリスのパンク・バンド)は「ルード・ボーイ」という劇場用映画(役者を使ったフェイク・ドキュメンタリー)を制作しているので、もしかして「ルード・ボーイ」用に35ミリフィルムで撮影された未発表のクラッシュのライブ映像が見られのではないか、、、と期待していたのですが、、、。

映画のチケットを買う時、スタッフさんに「全席、空席です」と言われたので「人生で初の映画館貸し切りだぜ〜」⬇と思ったのですが、、、上映時間の3分前にお客さんがもう1人入ってきました。2人じゃ駄目なんだあ。1人で貸し切りで見たかったんだあ。

んで、映画「白い暴動」⬇ですが上映時間の8~9割は、1976年~78年くらいのイギリスでの白人至上主義と人種差別のキツい内容でした。(1970年代後半といえば、自分は小学生低学年で、テレビでピンク・レディー見て喜んでた頃です)人種差別のへヴィーなエピソードとか当時のテレビの映像(政治家の差別的発言)とかで気分が悪くなりました。映画のラスト10分で、1978年4月30日のロック・アゲインスト・レイシズムの8万人参加した、人種差別反対のデモ行進~ロック・コンサートでモヤモヤしていた気持ちが晴れましたが、クラッシュのライブ映像は映画「ルード・ボーイ」に使われていたシャム69のボーカル、ジミー・パーシーと共演した「ホワイト・ライオット」だけでした。映像は綺麗で映画館のスクリーンで見れたので迫力があってテンションが上がりました。(音はプアーでしたけど)映画「ルード・ボーイ」ではステージ脇からの映像だけでしたが、映画「白い暴動」では白黒ですが、正面からの映像もありました。コンサートのトリのトム・ロビンソン・バンドをクラッシュの演奏の前にサラって出してクラッシュの「ホワイト・ライオット」を映画のクライマックスにするのは演出的にはありなんでしょうが、なんか違う気がしました。

