古谷敏さんトークショー(ウルトラマン・アーカイブス) | ブログやめようぜ

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2018年12月16日(日)スーパーフェスティバル79。「ウルトラマン・アーカイブス・プレゼンツ 古谷敏氏トークショー」➡➡➡当日のメモを基にしています。聞き違いなどで実際の内容と多少違うかもしれません。➡➡➡古谷さんにとってケムール人とは、、、古谷さん「ケムール人は夢人(ゆめびと)です。夢を与えてくれたケムール人」
ケムール人を演じることになったきっかけは、、、古谷さん「いい役があると言われ、衣装あわせに美センに行ったが、どこを探しても衣装はなかった。地べたに落ちてるゴム(当時はウェットスーツというものが知られていなかったそうです)を着ろと言われて着たら、寸法が僕にあっていた」

古谷さん「ウェットスーツは薄い茶色、おうど色しかなかった。機電の倉方茂雄さんに(ケムール人の)顔をかぶらされて、あまりの重さに耐えかねて落ちるくらいだった。(ケムール人のマスクは鉄の滑車、大きい電池、鉄組の枠で重さが8キロあったそうです。)ケムール人の顔をつけて立っていると誰かがスプレーで体を塗りだしてシンナーの匂いが顔(マスク)に入ってきた」

古谷さん「それが成田享さんだった。平面で塗っても意味がなくて、立体(古谷さんがスーツを着た状態)じゃないと意味がないということだった」

古谷さん「ウェットスーツ(ケムール人の衣装)を脱いで、僕はやらないと断ったが東宝の専属俳優なので東宝に言われたことは、やるしかなかった」

ラゴンを演じることになったきっかけは、、、古谷さん「ラゴンは女性。胸があって、子供を抱いていてあれは主婦。女性の中に入れという酷い話。お世話になっていた東宝のチーフ監督の野長瀬川摩地さんの初めての監督作品なので断れなかった」

古谷さん「中島春雄さんにヌイグルミ(着ぐるみ)に魂を与えるのは役者なんだから素晴らしい(仕事)と教えられた。中島さんのしゃべり方は優しく諭すようだったので、僕も優しく話すようになった」

古谷さん「2020年の挑戦は、リハーサルも本番さながらの動きをした。視野が狭いながら(軽やかに飛ぶような)あの走り方が出来たのは凄い。ケムール人はウルトラマンの原点。僕に夢をくれた素晴らしいキャラクター」

 
トークショーの後の古谷さんのサイン会のケムール人サインボードです。⬇スーパーフェスティバルの円谷プロのサイン会ってサクサク凄いスピード進んでいくのですが、今回のサイン会では古谷さんは優しい人なので、ファンの1人1人に声をかけて話しをされていました。