たぶんあなたがその生涯で一度も使うことのないだろう情報
The高島屋の知識を詰め込むのにうってつけの場所「高島屋資料館」
 
 
建物は飲食店や「シダディーンなんば」というホテルとしても稼働中で、大阪在住の友達がわざわざ泊まりにいったところ、レトロで良かったといっていました。
でもそれも昔の話、こうホテルが高くなっては大阪人も気軽に外泊できません。
次々オープンしている大阪の新しいホテルたちも、素敵だなぁと思っても庶民には気軽にお泊まりに行けないお値段になって来ています泣くうさぎ
さて「高島屋資料館」の入る高島屋東館、設計は鈴木禎次という方だそう。
なんと夏目漱石の義弟だそうです。
(アレ?おじょうさんにオトートいたっけな、ちがう?)
名古屋を拠点に大活躍した正統派のようです。
 
 
 
常設展は高島屋情報で溢れかえっており、あなたは一気に高島屋博士課程終了。
でも残念ながらその知識を生かせる日はこない、たぶん。
 
 
小さくて入場無料の資料館なんですが、積極的に企画展もやっているとこがすごい。
今回は万博です!
まさか国宝で攻めるわけにはいかなかったし、ナイスなチョイスですな。
 
 
へちまは、こないだミャクミャクグッズを買いにエディオンなんばにトコトコ歩いて行ったときに寄るつもりだったんですが、インバウンドパワーに行手を阻まれてしまいました。

ちっちゃなスタンプノート1冊1100円! 万博価格は行く前からはじまっちょる。友達の分と2冊ウキウキ購入したのに「えーそんなん買う人いてるや?」と激冷リアクションされた。めげずに万博でスタンプ集めるぞ!

 
 
高島屋資料館は古き良き百貨店の華やぎを今に伝えるすてきな場所です。
めげずに出直すぞ!
 
百貨店は「百貨」が揃う「店」としての使命を終えようとしてるけど、いつまでも夢の場であって欲しいものです。
ヴォーリス建築として有名な心斎橋大丸や、阪急のコンコースなど、歴史ある建造物はその場にいるだけで幸福感を味わえます乙女のトキメキ
 
そして歴史ある建造物を再開発するさいは、安易に収益を狙ってカフェや結婚式場にするのではなく、建築物の歴史や価値を鑑みて活用して欲しいと願っています。
京都の弘道館や目黒の東京都庭園美術館はへちまの理想の形です。