京都でただ今開催中の「カナレット展」を見てきました。
カナレットは18世紀ヴェネチアに生きた画家。
へちまがまだ「young Japanese girl」と総称された時代に、イギリスで出会ったおばあさんが大好きだった画家です。
カナレットはイギリス🇬🇧人に大人気ですが、その理由は、ヴェドゥーダ(景観画)と呼ばれるカナレットの風景画を当時イタリアを旅したイギリス人貴族が旅の記念にと争うように買い求めたからです。
つまり豪華すぎる絵葉書。
家に飾ってみんなに自慢できるし
というわけでカナレットの作品は本国イタリアよりイギリスのほうが良品が揃ってる。
カナレットはだいたい「◯◯美術館展」とかで1点か多くても2点くらい展示されているのですが
まとまって見るのははじめて!
ということで
へちまはこの展覧会をとっても楽しみにしていたのです
し、しかし
カナレットの油彩はたった13点、しかもヴェネチアを描いたものはたった7点
それも最良のカナレットではない!
そう言われてみればタイトルは「カナレット展」ではなく「カナレットとヴェネチアの輝き」でした
ヴェドゥーダ(景観画)を切り口にしていたのだと頭では理解していても、へちまの心は悲しみでいっぱいです

行かれる方はご注意、ヴェネチアを描いたカナレットの油彩は7点です!
しかも最良のカナレットではありません!!